新たに2カ所で施工不良=東亜建設を指名停止―国交省
時事通信 10/28
東亜建設工業(東京都)の施工データ改ざん問題で、国土交通省は28日、同省発注の地盤改良工事22件のうち、千葉港(千葉県)と伏木富山港(富山県)の工事で施工不良が確認されたと発表した。
通常の使用に問題はないが、地震で液状化するなどの恐れがある。施工不良が見つかったのは計5カ所となり、関東地方整備局などは同日、同社を6カ月~6週間の指名停止措置とした。
同省によると、2007年以降に施工した現場でボーリング調査したところ、千葉港の岸壁は設計の6割程度、伏木富山港の護岸は1割程度の強度しかなかった。この2港ではデータ改ざんは見つかっていなかった。同社は補修工事を行う考えを示しているという。
一方、データ改ざんがあった八代港(熊本県)で施工不良はなかった。
通常の使用に問題はないが、地震で液状化するなどの恐れがある。施工不良が見つかったのは計5カ所となり、関東地方整備局などは同日、同社を6カ月~6週間の指名停止措置とした。
同省によると、2007年以降に施工した現場でボーリング調査したところ、千葉港の岸壁は設計の6割程度、伏木富山港の護岸は1割程度の強度しかなかった。この2港ではデータ改ざんは見つかっていなかった。同社は補修工事を行う考えを示しているという。
一方、データ改ざんがあった八代港(熊本県)で施工不良はなかった。