ジョン・クリステンセン氏来日記念講演「パナマ文書問題~不平等社会の克服に向けて、国際的な税逃れの実態と対策を考える」の開催について


パナマ文書が流出し、世界の富裕層や大企業などが、パナマなどのタックス・ヘイブン(租税回避地)を利用して租税逃れや財産隠しをしている実態の一部が暴露されました。
 
日本国内では、財源がないことを理由に、医療、介護、年金、生活保護等幅広い分野で社会保障の削減が進められています。
 
タックス・ヘイブンを利用できる一部の富裕層等には巨額な税逃れの抜け道を残し、庶民に対しては厳しく課税しつつ社会保障は削減するとなれば、格差と貧困は、これまで以上に拡大するばかりです。
 
日本弁護士連合会は、社会保障の削減が進み、所得再分配機能が弱まる中で、生存権の保障が脅かされている「不平等社会」の克服が喫緊の課題であるとし、その対策を求めてきたところです。
 
今回、タックス・ヘイブン問題に先駆的に取り組んできた国際的な市民団体「タックス・ジャスティス・ネットワーク」代表のジョン・クリステンセン氏がイギリスから来日されるのを機に、不平等社会の克服に向けて、国際的な税逃れの実態と対策について、みなさんと一緒に考えたいと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。
 
日時
場所
参加費・受講料内容申込方法主催お問い合わせ先
2016年10月26日(水) 午後6時30分~午後8時30分
弁護士会館2階講堂クレオBC
(千代田区霞が関1-1-3 地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)
無料
基調講演:「パナマ文書問題~国際的な税逃れの実態と対策」(日本語通訳あり)

事前申込不要               
日本弁護士連合会
日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL 03-3580-9857