伊方町長が辞職
08月29日
今月、再稼働した伊方原子力発電所3号機がある伊方町の山下和彦町長が病気療養のため、4か月以上、公務を休んでいる問題で、山下町長は、退院の見通しが立たないとして、29日、町議会議長宛てに辞職願を提出し認められました。
今月12日に再稼働した伊方原発3号機は、来月7日から営業運転に入る計画で、事故が起きた際の住民避難などが大きな課題となっています。
しかし、伊方町の山下町長は、動脈硬化と脳梗塞の治療などのためことし4月から公務を休み、町長不在の状態が長期間続いていて危機管理体制に不安の声も出ていました。
こうした中、29日午前、臨時の伊方町議会が開かれ、職務代理を務めている森口副町長が「けさ、山下町長の家族から町長の辞職願を預かり、その後、町議会議長に提出した」と述べました。
その上で、山下町長の手紙が読み上げられました。
この中では、「脳梗塞の後遺症が長引き、退院の見通しが立たない中、辞職を決意した」と辞職に至った理由を示した上で、「任期途中の退任は断腸の思いであり、町民の皆さまには大変申し訳なく思っている」と述べられました。
辞職願はこのあと、町議会で認められました。
新しい町長を決める町長選挙は50日以内に行われることになります。
今月12日に再稼働した伊方原発3号機は、来月7日から営業運転に入る計画で、事故が起きた際の住民避難などが大きな課題となっています。
しかし、伊方町の山下町長は、動脈硬化と脳梗塞の治療などのためことし4月から公務を休み、町長不在の状態が長期間続いていて危機管理体制に不安の声も出ていました。
こうした中、29日午前、臨時の伊方町議会が開かれ、職務代理を務めている森口副町長が「けさ、山下町長の家族から町長の辞職願を預かり、その後、町議会議長に提出した」と述べました。
その上で、山下町長の手紙が読み上げられました。
この中では、「脳梗塞の後遺症が長引き、退院の見通しが立たない中、辞職を決意した」と辞職に至った理由を示した上で、「任期途中の退任は断腸の思いであり、町民の皆さまには大変申し訳なく思っている」と述べられました。
辞職願はこのあと、町議会で認められました。
新しい町長を決める町長選挙は50日以内に行われることになります。