手術中に出火、患者やけど=レーザーメス使用で-東京医科大病院
東京医科大学病院(東京都新宿区)で4月、レーザーメスを使用した手術中に出火し、患者がやけどを負う事故が起きていたことが、警視庁新宿署などへの取材で31日分かった。同署は業務上過失傷害容疑も視野に、執刀した医師から話を聴くなどしている。
新宿署などによると、4月15日午前10時半ごろ、同病院で産科・婦人科の医師がレーザーメスを使った30代の女性患者の手術中、体を覆っていた手術用の布に火が付いた。医師らがその場で消し止めたが、女性は足や腕などにやけどを負った。女性から被害届は出ていないという。
レーザーメスは通常のメスに比べ出血が少なく、手術も短時間で済むことが利点とされる。同病院は女性に謝罪した上、第三者による調査委員会を設置。機器の誤作動や医師による操作ミスの可能性もあるとみて、出火の原因を調べている。
同病院経営企画・広報室は「委員会による原因究明に協力していく」とコメントした。同病院は高度医療を提供する「特定機能病院」の承認を受けている。
新宿署などによると、4月15日午前10時半ごろ、同病院で産科・婦人科の医師がレーザーメスを使った30代の女性患者の手術中、体を覆っていた手術用の布に火が付いた。医師らがその場で消し止めたが、女性は足や腕などにやけどを負った。女性から被害届は出ていないという。
レーザーメスは通常のメスに比べ出血が少なく、手術も短時間で済むことが利点とされる。同病院は女性に謝罪した上、第三者による調査委員会を設置。機器の誤作動や医師による操作ミスの可能性もあるとみて、出火の原因を調べている。
同病院経営企画・広報室は「委員会による原因究明に協力していく」とコメントした。同病院は高度医療を提供する「特定機能病院」の承認を受けている。
(2016/05/31-11:08)