2016-06-22 11:00
スイス南西部のヴォー州にある、のどかな山里シャトーデー。ここは第1次世界大戦(1914~18年)末期、重傷を負った大勢の戦争捕虜が過ごした場所だ。スイス連邦政府が、国外の捕虜収容所などに抑留されていた外国人捕虜を受け入れ、1916年5月30日に第一陣の英国人捕虜700人がシャトーデーに到着した。今年5月末、受け入れから100年を迎えたのを機に記念行事が開かれ、現地を訪れた捕虜の家族が過去に思いをはせた。(Julie Hunt, swissinfo.ch)