国交省、建設業法違反の疑いで旭化成建材に立ち入り検査へ

神奈川・横浜市のマンションが施工不良のため傾いた問題で、国土交通省は来週、旭化成建材に対して、立ち入り検査に入る方針を固めた。
旭化成建材のくい打ちデータ改ざん問題では、横浜市のマンション以外にも、データ改ざんが見つかったほか、複数の現場責任者がデータ改ざんを行った疑いが出ている。

これを受け、国交省は、11月2日に、建設業法違反の疑いで、東京・千代田区の旭化成建材に対して、立ち入り検査に入る方針を固めた。
旭化成は、旭化成建材が過去10年間にくい打ち工事を行った、全国3,040件の調査の進捗(しんちょく)状況について、30日に公表する予定だったが、「元請け会社との確認や照会作業が難航し、公表内容をまとめることができない」と、公表を取りやめた。

 国交省は今後、旭化成建材の施工管理について、徹底した調査を行う方針。

フジテレビ系(FNN) 10月31日