辺野古承認取り消し 知事、新基地建設を阻止
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設計画をめぐり、翁長雄志知事は13日午前10時、県庁で記者会見し、前知事による埋め立て承認を取り消したと発表した。
辺野古新基地建設に対して県が法的権限を行使した阻止行動に踏み切るのは初めて。
埋め立て承認の取り消しで、政府の新基地建設作業は法的根拠を失う異例の事態となった。
このため沖縄防衛局は同日には法的な対抗措置の手続きに着手し、取り消しの無効化を求める不服審査請求と、その裁決まで取り消しの効果を止める執行停止を14日午前までには国土交通相に請求する。
琉球新報2015年10月13日 12:44