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福島3号機使用済核燃料プールからの 燃料取り出しについて

東電ホームページ71日⇒  http://goo.gl/5lVb4L
 
東電は『3号機 使用済料プールからの核燃料取り出しについて』を71日に公表した。

資料6頁、7頁をみるかぎり、オペレーティングフロア(5階床)の線量率は、福4号機より遥かに高い。
このため、核燃料取り出し工程が順延されている。

この資料からは、以下のことを読み解くことができる。
 
[読み解き:福島3号核爆発]

 16頁には「5m測定値/50cm測定値(コリメータ)比のマップ」が記載されており、使用済燃料プール周辺(表面を含む)の「5m測定値/50cm測定値(コリメータ)比」が極めて高いことを示している。さらに「SFP表面は、線量率が低いため周辺の影響が高いが、SFP北東側は燃料交換機等の撤去前であるため当該場所の線量率が高いと推定」との記載がある。東電は、破損したまま放置している燃料交換機の線量率が高いことを告白している。


燃料交換機の線量率が高いことは、すなわち、従来の東電主張「福島3号機の高線量率の原因は、原子炉格納容器フランジから水素漏洩にともなうもの」ではなく、使用済燃料プール内使用済燃料の核爆発によって燃料交換機が汚染されたことを示している。


他の理由で、燃料交換機の線量率が高いことはありえない。

from 藤原節男(脱原発公益通報者、原子力ドンキホーテ)

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