テロ対応の資料 「置き引き」被害

 日本テレビ系(NNN) 6月14日(日)11時55分配信

 国交省航空局長 “重要書類”置き引き被害

 国土交通省の現役の航空局長が、乗っていた電車内でテロ発生時の対応の資料など重要書類が入ったカバンを置き引きされていたことがわかった。

 捜査関係者によると、重要書類の入ったカバンを置き引きされたのは、国土交通省の田村明比古航空局長。

 田村局長は、12日深夜から13日未明にかけて、東京の青山一丁目駅から東急田園都市線に乗って帰宅していたところ、神奈川県大和市の終点・中央林間駅で、網棚の上に置いていたカバンがなくなっていることに気づいたという。カバンの中には国会答弁資料などが含まれるタブレット端末や、テロ発生時の対応の資料などが入っていたという。神奈川県警は窃盗事件として捜査している。

 航空局長は、航空機の保安対策や空港施設、管制システムなど航空行政全般を統括する重要ポスト。今回の件について国土交通省は、「詳細については現在調査中」とコメントしている。