◆ 「屈辱の日」に首脳会談をする安倍首相の無神経!

 皆さま     高嶋伸欣です


 昨日から沖縄にいます。
 本日の「沖縄タイムス」「琉球新報」には、今日の「屈辱の日」4・28に米国への軍事的従属関係を深める新たな協定を締結し、米国追随をアピールする首脳会談を開く安倍政権への怒りの声が、あふれています。
 そしてもちろん、「屈辱の日」そのものについての特集記事でもページを費やしています。
 「本土」の新聞ではいかがでしょうか。

 「沖タイ」は、「日米防衛協力指針」の全文(2ページ分)を掲載しています。「大変だ!」という全国紙も要旨どまりではないでしょうか。
 本日午後6時から、県庁前広場では「4・28県民屈辱の日 県民大行動・大集会」が開催されます。


 その様子の実況中継を「琉球新報」がHPで行うと予告しています。ご覧ください。天気予報では、雷雨ということなのが気がかりですが。

 県紙(上記の2紙を沖縄ではこう呼びます。県内各地の新聞、「八重山毎日新聞」などが”地元紙”です)は、「屈辱の日」特集記事をこの数日間連続して掲載しています。
 一昨年に4・28に「主権回復記念式典」を開催した安倍首相のお粗末な歴史認識ぶりによって、沖縄ではますます「屈辱の日」の語り継ぎに勢いを得ている、という状況です。
 今日の日米会談でさらに沖縄の怒りが増していくことになりそうです。安倍首相は、一昨年の失態が思い出される日は国内に身の置き所がないので国外に逃げ出すことも意図して、この日に首脳会談を設定してもらったのではないか、とも皮肉りたいところです。沖縄の怒りが繰り返される5月15日まで帰ってこなくてもいいよ、と言いたい気分です。

 ところで、私は明日朝の便で移動して、午後からの
横浜「第9回 今、なぜ?『昭和の日』」参加して、こうした様子を報告いたします。準備ができればこうした県紙を数部ずつ入手して希望者にお分けするつもりです。
 また最新の中学教科書についての分析結果も報告します。幾つか見本本の現物も用意いたします。手に取ってご覧ください。

 *横浜の集会は29日午後2時から開港記念会館で、主講演は
  纐纈厚氏の「聖断の深層と”新日本帝国”の復権」です。
  どうぞ皆さんおいで下さい。
   これから私の報告の資料の印刷に出かけます。


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パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2