子どものことを一切考えていない!

公共交通網のない地方の保育・「子育て支援」は、どんなに悲惨か、
子どもたちに犠牲を強い、こどもたちを不幸にする安倍自公政府はいらない!

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 TBS系(JNN)4月20日(月)21時11分配信最終更新:4月21日(火)0時25分

 政府が企業に要請、この夏は「朝型勤務」を

 朝早く出社して早く帰宅する「朝型勤務」。政府は20日、経済界にこの勤務スタイルを取り入れるようにと要請しました。夜の残業を減らし長時間労働をなくすことが狙いですが、「朝型」にすることで影響が出てくるところもあります。

 20日早く、通用口から続々と出勤する人たち。時刻はまだ7時前です。

 「朝5時半に起きてます。今はこの生活に慣れた」(社員)

 大手商社の「伊藤忠商事」は、おととしから働き方を見直し、「朝型勤務」を導入しました。食堂では、毎朝、バナナやパンなどが無料で支給されます。

 「効率良くなった。ガラッと変わりました。早く帰れるし」(社員)

 朝型勤務を促すため、午前5時から午前9時までの間に働いた時間の賃金を高く設定。さらに、午後8時以降の残業を原則禁止にしました。これにより残業時間が1人当たり月平均でおよそ4時間減り、会社全体で残業代を7パーセント削減できたといいます。

 「うちは共働きですけど、制度が導入されて、逆に僕のほうが早く帰れる状況もあって、その時間子どもとのコミュニケーションとったり」(社員)

 政府もこの夏から「朝型勤務」に乗り出すことにしました。この7月と8月、霞が関の全省庁の職員を対象に、始業時間を1時間から2時間前倒しに。午前7時半から8時半に出勤し、午後4時15分から5時15分には退庁するよう促すことにしました。狙いは慢性化している長時間労働の削減です。

 さらに20日、塩崎大臣が経団連を訪れ、朝型勤務を各企業でも取り組むよう要請しました。

 「朝起きるのが苦手なので」(街の人)
 「早くなるのはいいと思います。電車もすいてるし、いいのでは」(街の人)

 一方で、影響が出てくるのは、保育所です。出勤時間が早まれば、子どもを預けにくる時間も早くなります。厚労省内に設置された保育所でも、対応を迫られています。

 「もともとこの保育園は午前7時半オープン。今後もし(早朝預かりが)増えるのであれば、それに合わせた保育士の配置になる」(厚労省5号館保育室 松本糸子施設長)

 厚生労働省は、他の保育所もできる範囲で「朝型勤務」に対応してほしいとしていますが、都内に通勤する親が多い、千葉県の保育所では。

 「うちはもう、これ以上早くは・・・。(現在の)6時45分でも保育士さんは1時間以上通勤にかかっている方は、家を5時半に出て6時15分までには来ていて、朝もいろいろ支度もあるのでこれ以上は難しいですね」(キッド・ステイ妙典保育園 保苅彩園長)

 「子どもも早く起きないといけなくなって、だからといって夜そんなに早く寝かせられないので、ちょっと困ります」(母親)

 国をあげて取り組むこの夏の働き方改革。果たして「朝型勤務」は、広まるのでしょうか。(20日18:14)