1月27日は「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」
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今年は「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」 が国連総会で制定されて10周年となります。
 
2005年11月1日、国連総会は、ユダヤ人の3分の1、 そして無数のマイノリティーの人々が殺害されたホロコーストを再 確認し、憎悪、敵対感情、人種差別、 偏見がもつ危険性を永遠に人々に警告することを目的に、 総会決議60/7を採択しました。この決議は、 ユダヤ人強制収容所のアウシュビッツが開放された1月27日を「 ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」と定めました。
 
国連の決議に基づいて、国連広報局(DPI)は、「 ホロコーストと国連アウトリーチ・プログラム」を創設。 世界各地の国連広報センターも、この国際デーの意義を広め、 多くの人に歴史から学ぶことを促しています。
 
ホロコースト犠牲者を想起する国際デー制定10周年を記念し、 国連広報センターは、Facebookを中心に1月21日~ 27日にかけて、 ホロコーストの歴史と遺産に焦点を当てご紹介します。 罪のない多くの人々の命を奪ったホロコーストは、 決して過去のものではありません。この悲劇を忘れることなく、 負の歴史を繰り返さぬよう、共に考え、 平和を構築していく必要があります。
 
アウシュビッツ強制収容所の開放、 第2次世界大戦終結70周年を迎える今年は、 国連総会場での記念式典(1月27日)をはじめ、 ニューヨーク国連本部の様々な会場で記念行事・ 展示会が開催されます。詳しくは、the Holocaust and the United Nations Outreach Programme のウェブサイトをご覧下さい。