「NHKが危ない!」
本体価格1600円+税 ISBN978-4-87154-122-0
出版社:あけび書房
あけび書房 TEL03-3234-2571
FAX03-3234-2609
E-mail akebi@s.email.ne.jp
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本書「はじめに」より
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いまNHKは、戦後の放送史の中で、これまでになかったような危機に直面しています。
この小さな本は、この危機がどのようなものか、克服するために何が必要なのかを明らにするためにつくられました。
執筆者は、全員NHK出身者です。3人とも現場で、ディレクターやプロデューサーとして番組を作ってきました。その経験から、今のNHKの危機をまるで皮膚で感じるように、自分の身にひきつけてとらえています。……
【目次】
第1章 ● いま、NHKで何が起こっているか …… 戸崎賢二
籾井会長就任記者会見の衝撃
首相派、右寄り、極右の経営委員の就任
戦争遂行の道具とされた日本放送協会
第2章 ● 日本軍「慰安婦」問題とNHK …… 池田恵理子
籾井会長の「慰安婦」発言と「慰安婦」問題の歩み
戦争加害と「慰安婦」番組
「ETV2001」の番組改ざん事件と政治介入
第3章 ● 番組制作の良心を貫くために ……永田 浩三
第4章 ● NHKと視聴者との関係をどう組み換えるか …… 戸崎 賢二
市民の運動の広がり
NHKに対する視聴者主権を実現するために
NHKで働いている人たちへ ―あとがきに代えて
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