毎日新聞2013年11月26日朝刊(1面トップ記事と社会面)
麻生政権時に骨格
「民主政権で検討」の秘密保護法制
自民党の麻生太郎政権下で内閣官房が健闘した秘密保護法制の報告書(2009年4月)の内容が判明した。秘密の漏えいに最長懲役10年の厳罰を科すことなどを明示。民主政権下で検討していた秘密保護法制が、今回の特定秘密保護法のベースとされてきたが、骨格は4年前にはできていたことになる。関係者は報告書と現在の法案との関係について「(麻生政権以前の)第1次安倍政権から考えが受け継がれている」と話している。
09年秘密保護法制報告
取材例 細かく規定
酔いに乗じて秘密聞けば処罰