自由権規約委員会第109回期(2013年10月14日~11月1日) 
 
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国連高等弁務官事務所 
 
10月31日に、国連高等弁務官事務所:1階左側の会議室(アーチ形の窓の部屋)で、
自由権規約第6回日本政府報告書の予備審査が行われます。
 
これは、来年7月に行われる予定の日本政府報告書の本審査に向けて、
自由権規約委員会が、日本の自由権規約に関する人権の問題に関するNGOや市民の意見を聞き
本審査で日本政府に対して回答を求めるリスト・オブ・イシュー:質問集作成のために開かれます。
 
言論・表現の自由を守る会(JRFS)は、すでに自由権委員会にカウンターレポートを提出しています。
さらに、自由権規約委員会の委員のみなさんに直接、
日本政府による言論弾圧の問題を直接訴えるために、
10月24日に設定された自由権規約委員会委員とNGOとの公式ミーティングが行われることとなり、
ここにJRFSもエントリーし、当日垣内事務局長が発言します。
 
JRFSは、自由権規約委員会の2008年の第5回日本政府報告書審査で、
ビラ配布弾圧6事件の問題を訴え、初めてロビーイングを行いました。
その結果、自由権規約委員会は日本政府に対して、日本の参政権の確立させるために、
自由権規約19条と25条に違反している2つの弾圧法
:公職選挙法=文書配布と戸別訪問禁止規定)と国家公務員法102条(一般国家公務員の政治活動を全面一律に禁止している)を撤回せよと勧告しました。
 
しかし、政府=外務省はこの勧告を無視し続けています。
 
 
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モーリタニア政府の第1回報告書の審査:国連高等弁務官事務所 2013年10月21日