「シャラップ」発言の人権人道大使退任
  国連拷問禁止委員会で「シャラップ(黙れ)」と発言し、注意を受けた上田秀明人権人道担当大使が20日、退任した。外務省が同日、発表した。後任は佐藤地(さとう・くに)外務報道官が兼務する。
 上田氏は今年5月、ジュネーブで開かれた同委員会で日本の司法制度について説明した際、会場から起きた笑い声に対し「シャラップ」と発言。公式の場にふさわしくない表現だとして同省が大使に口頭で注意していた。 
 
時事通信社 2013年9月20日(金)15時42分配信
 
 
外務省上田秀明人権人道大使が「シャラップ!」 「シャラップ!」
 
 
佐藤地(さとう・くに)外務報道官
6月28日に閣議決定、同日外務報道官発令
 
外務報道官(がいむほうどうかん)(英語名:Press Secretary / Director-General for Press and Public Relations)は、日本の外務省の内部部局の一つである外務報道官組織の長(局長級の総括管理職)。大臣官房に置かれる。
外務報道官組織は外務省の広報・広聴部門と位置づけられており、各種の定例記者会見や内外の報道機関に対する取材協力、ホームページや広報資料を通じた情報発信、更には講演会・タウンミーティングの開催を所管する。