▲ 2013年「8・25全国学習交流会」へ(2)

<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽(germinal)ML」の渡部です。

 橋下大阪市長が内外からの批判に晒されています。
 しかし、彼はこれまで同様、責任を他人に押し付け問題をはぐらかそうとしています
 ハシズム(ファシズム)理論の本質はデマゴギーであると何度か書いてきましたが、今回も同じです。
 そもそもの問題は、5月13日に
  ・従軍慰安婦を是認したこと、
  ・米軍に風俗利用促したこと、でした。

 しかし、彼は、大きな批判に晒されたため、問題をすり替え、拡散させ、煙幕をはり、開き直りさえしています。
 でも、人々はそう愚かではありません。

 結局、何が今問題かと言えば次のことに尽きると思います。
 それは、5月13日の発言を、<謝罪>して、<撤回>し、<辞任>する、かどうかということです。


 それ以外の問題は、つまるところ彼の言い訳のためですから、まともに相手にしないで(彼の思惑に乗っからないで)、無視することです。
 そうして、あくまでも、
  <謝罪するのか?>
  <撤回するのか?>
  <辞任するのか?>

 に的を絞って彼を追求していくことだと思います。

 謝罪については、「維新の会」の議員に謝罪したのに、肝心の元従軍慰安婦の方々をはじめアジア・世界・日本の多くの人々には謝罪をしていません
 これでは物事はいつまでたっても前に進みません。

 撤回については、石原や維新の会のメンバーとの話し合いで、撤回しないことになったようです
 しかし、撤回しないのではこの問題は終わることはありません。
 ますます日本を孤立の道に導いていくことになります。

 辞任については、彼は、辞任すれば自分の政治生命は終わりだと思っているのでしょう。
 しかし彼は、それだけのことをすでに5月13日以降も言っているのです。
 もしこれでも、辞任もせずに橋下が居座るようなことになれば、日本社会は今後とんでもない方向に走り出すことになるでしょう。

 勿論、橋下の発言の後ろには、石原や安倍首相らがいることは確かです。
 しかし、今は、戦線を広げず(力を分散させず)、そこから飛び出してきた橋下を集中的に叩くことが重要だと思います。

 そして、次には石原、次は高市?次は安倍?というように、
 集中的に各個撃破していくべきではないでしょうか。

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 以下に紹介するのは、最近根津さんから送られてきたメールです。
 チラシ撒きの効果がわかろうというものです。

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 5月18日(土)はあきる野学園の運動会、あきスポ
 天候に恵まれた一日だった。
 まずは、職員に向けてチラシまき。
 一昨日(5月16日)板橋特支で配ったと同じチラシ。
 7時に行くと、田中さんはすでにいらした。6時40分に着いたとのこと。
 
 思いもかけない田中さんとの対面に、歓声を挙げる人が何人も。
 教員40人ほどに手渡した。
 今朝は校長と金子副校長は出勤時刻が違っていて、校長は私たちに目を合わさずに通り過ぎた。
 副校長は、校長同伴のいつものように、
  「チラシをまかないでください。敷地の中に入らないでください」
 と私の1メートル前に立って、言った。

 都教委への報告には、田中さんが同行していた、とでも書くのだろうか。
 運動会の日にチラシを配るのもと躊躇して、保護者にはPTAの役員らしき一人に手渡しただけにした。
 その方は、「いつも先生、配っていらして。今日はいただきます。」
 と言ってくださり、ほっとした。

 いよいよあきスポの開始。田中さんは待っている子どもたちのところへ。
 私も担任した生徒たちの保護者と一緒に応援し、楽しんだ。

 この春高等部を卒業した生徒のお母さんは、
 「それまで『日の丸・君が代』はやるものだと思って、何も考えてきませんでしたが、卒業式の日にいただいたチラシで、初めて考えました。言われたことがよくわかりました。」とおっしゃってくれた。

 ちょうどそこに田中さんが現れたので、田中さんの紹介をした。
 あきる野学園に着任した年の停職出勤で知り合ったお母さんは、
 「猪瀬になっても、処分は変わりませんか」と言われ、ひとしきり話となるなど、何人かの保護者と話をした。
 こうした関係の保護者にはチラシも渡した。

 はたらきかけ続けることの意味はある、と思う。

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 メール中にある、「一昨日(5月16日)板橋特支で」も配ったというチラシは
 『都教委は間違っている! 
  卒業式・入学式「君が代」不起立で田中聡史さんに減給1ヶ月処分
  そして長期にわたる再発防止研修の強要』
他のタイトル。

 そのチラシ撒きの際には、「管理職がチラシを受け取るな」と職員に言ったこと等をある職員の方が根津さんに話してくれたそうです。

 私たちの仲間は学校外だけではなく学校内にもいます。
 私たちは彼らを外からだけではなく内からも瓦解させていきます。

 ★ 「『日の丸・君が代』問題等全国学習交流会」
 ① 実施日
  8月25日(日)全国交流集会
  26日(月)文科省交渉、最高裁要請行動
 ② (場所)日比谷図書館文化館地下ホール(約200人収容)
 ③ 日時程
    一日目/8月25日(日)午前と午後(交流集会)
    二日目/8月26日(月)午前乃至午後(文科省交渉と最高裁要請)


 具体的な内容は今後決められていくと思いますが、この「全国学習交流会」は、「『戦前回帰を許さず、戦争策動を許さない!全国集会』(仮)のようなもの」が開かれるための、一つの支流になるのではないか、と思われます。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
 
パワー・トゥ・ザ・ピープル!! パート2