-・-・-・-・-・- みさご丸の漁師 きんちゃんのブログ転載記事です。 ー・-・-・-・-・
今、ミゾレが降っています。異常気象で海洋の変化もあります。~ 「不漁の不安」と「最も頭を悩ませてるは原発事故の海洋汚染が不安です。
今、ミゾレが降っています。寒いですね。
温度計を見ると、2℃です。偏西風の南下蛇行でまたもや、真冬並みの寒気が入って来ています。 今年は昨年12月から偏西風が断続的に南へ蛇行していたため、寒気が一緒に南下しやすい状況となっていて、それが今も続いている感じです。 今朝の9時の上空の予想寒気をみると・・。 なんと、3月並の寒気です。異常ですね。 850hPa (上空1500m付近) 500hPa (上空5000m付近) http://www1.ystenki.jp/image/850hPa_03.pnghttp://www1.ystenki.jp/image/500hPa_03.png 風向きも北風ですから・。
寒気も南下しそうです。 季節が逆戻りしてる感じがします。 昨日、帯広では、雪がかなり積もっていました。このところ、「史上最高記録を更新」っていう気象台のニュースが流れます。 またこれで、山の樹の緑は止まります。
今朝から、沖に行こうと思っていました。天気図を見て無理かなとは思っていましたが・。 3時頃、船まで行って来ましたが、北風が強く今日もまた止めて戻ってきました。 おそらく、海の季節も遅れて行きそうな感じがします。 例年だと、もう小魚やタコも顔を出す頃なんですが、季節で始まる漁期が遅く始まっていいことはありません。 終わるのは同じ頃なので、漁期が短くなるからなんです。 イサダ(ツノナシオキアミ)、シラス、なども不漁で終わっています。 サクラマス、ママスなども普通なら盛漁期なんですが、やはり不漁。 なんだか、いい情報はないにもないですね。 親父は、昭和8年の津波を経験していますが・・。 「津波があると、5~10年は海がダメになる」と言った言葉が頭をよぎります。 しかも、3.11は昭和8年の津波とは比較にならないくらい、大きな地震と津波でした。 更に、今は「地球温暖化」もあり、異常気象が続いています。 そして、悪いことに「原発事故の風評」などもありますし、フクイチでは、また放射能漏れの事故が起きるか不安定な状況です・・・。 昭和8年の津波とは、あまりにも条件が違い、今は人的な要因があります。 海洋自然が地球の営みで変化するのは、仕方がありません。 しかし、今現在、起きてるのは「温暖化」や「原発事故」これが、これは人的な事です。
「何が一番の不安要素ですか・?」と問われれば・・。 自分の中では、躊躇なく「最も、頭を悩ませてるは、原発事故の不安です」と答えると思います。 こらから、先が長すぎる。ホントに憂鬱になってしまします。 ずっとこんな状況が続いてはたまったものではありません。 |