転載記事
注意!! 都内において風疹がこれまでにない規模で現在も流行中
更新日:2013年3月26日
都内における風疹の届け出が昨年春先から徐々に増加傾向にありましたが、今年に入り、これまでにない上昇が続いています。第11週(3月11日から17日)では都内全体で144件となり、最多の患者数を更新しています。
また傾向として、患者は20代から40代の男性に多く、女性では20代のかたの割合が高くなっており、妊娠予定のかた、これまで風疹予防接種を受けたことがない方、抗体がない方については、特にご主人やお子さんなからの家族感染に注意が必要です。
患者の多くは予防接種歴がないかた又は確認できないかたとなっています。免疫を持たない若い世代では注意が必要です。また、妊娠適齢期の女性は、胎児の先天性風疹症候群にも十分な注意が必要です。
また傾向として、患者は20代から40代の男性に多く、女性では20代のかたの割合が高くなっており、妊娠予定のかた、これまで風疹予防接種を受けたことがない方、抗体がない方については、特にご主人やお子さんなからの家族感染に注意が必要です。
患者の多くは予防接種歴がないかた又は確認できないかたとなっています。免疫を持たない若い世代では注意が必要です。また、妊娠適齢期の女性は、胎児の先天性風疹症候群にも十分な注意が必要です。
都内における風疹患者報告数
〈週数別患者報告数数〉
1週(12月31日から1月6日) 7人
2週(1月7日から13日) 41人
3週(1月14日から20日) 37人
4週(1月21日から27日) 43人
5週(1月28日から2月3日) 40人
6週(2月4日から2月10日) 90人
7週(2月11から2月17日) 102人
8週(2月18日から2月24日)133人
9週(2月25日から3月3日)121人
10週(3月4日から3月10日)137人
11週(3月11から3月17日)144人
◆年齢層/性別の特徴
20歳以上が全体の約9割で、35から39歳の男性の報告数が最も多くなっています。
◆予防接種歴
接種歴「なし」と「不明」が全体の約9割を占めています。ワクチンを接種していれば、感染・発症を防ぐことができたと考えられます。
1週(12月31日から1月6日) 7人
2週(1月7日から13日) 41人
3週(1月14日から20日) 37人
4週(1月21日から27日) 43人
5週(1月28日から2月3日) 40人
6週(2月4日から2月10日) 90人
7週(2月11から2月17日) 102人
8週(2月18日から2月24日)133人
9週(2月25日から3月3日)121人
10週(3月4日から3月10日)137人
11週(3月11から3月17日)144人
◆年齢層/性別の特徴
20歳以上が全体の約9割で、35から39歳の男性の報告数が最も多くなっています。
◆予防接種歴
接種歴「なし」と「不明」が全体の約9割を占めています。ワクチンを接種していれば、感染・発症を防ぐことができたと考えられます。
★若い世代を中心に風疹が拡大している理由
風疹ワクチンの定期予防接種は、昭和52年度から開始されましたが、当時は、先天性風疹症候群の発生を防ぐことを目的に中学生の女子のみを対象に予防接種が行われたため、現在30歳代後半以上となる男性は定期予防接種の機会がありませんでした。
また、平成7年からは男女ともに接種対象になりましたが、現在の20歳代後半から30代前半の男性の接種率は低く、これらのことから風疹患者の多くが20代から40代の男性となっていると考えられています。
風疹ワクチンの定期予防接種は、昭和52年度から開始されましたが、当時は、先天性風疹症候群の発生を防ぐことを目的に中学生の女子のみを対象に予防接種が行われたため、現在30歳代後半以上となる男性は定期予防接種の機会がありませんでした。
また、平成7年からは男女ともに接種対象になりましたが、現在の20歳代後半から30代前半の男性の接種率は低く、これらのことから風疹患者の多くが20代から40代の男性となっていると考えられています。
予防と感染防止
◆飛沫感染することから、外出後の手洗い、うがいをしっかりしましょう。
◆風疹は発疹出現の7日前から出現後5日間に感染性があるとされています。風疹が 診断されたら、感染を持つとされる期間は出勤や登校、外出を控えるようにしましょう。
◆風疹予防には、予防接種(MRワクチン)を行うことが重要です。
◆風疹は発疹出現の7日前から出現後5日間に感染性があるとされています。風疹が 診断されたら、感染を持つとされる期間は出勤や登校、外出を控えるようにしましょう。
◆風疹予防には、予防接種(MRワクチン)を行うことが重要です。
- 風疹は定期予防接種の対象となっている病気です。
- 風疹にかかったことがなく、これまで予防接種を受けていない場合は、かかりつけ医等へのご相談をお勧めします。
(注記)風疹の定期予防接種についてのお問い合わせは、子ども家庭部子育て支援課へ
風疹の特徴
◆風疹は発熱、発疹、リンパ節の腫れなどを特徴とする病気です。
◆風疹はウイルスによる感染症で、咳やくしゃみなどの飛沫感染します。
◆特効薬はなく、症状を抑えるための治療が中心となります。
◆風疹に対する免疫を持たない女性が、妊娠中に風疹に感染した場合、胎児が先天性風疹症候群という病気になることがあり、特に注意が必要です。
◆風疹はウイルスによる感染症で、咳やくしゃみなどの飛沫感染します。
◆特効薬はなく、症状を抑えるための治療が中心となります。
◆風疹に対する免疫を持たない女性が、妊娠中に風疹に感染した場合、胎児が先天性風疹症候群という病気になることがあり、特に注意が必要です。
先天性風疹症候群
風疹に対する免疫を持たない女性が、妊娠中(特に妊娠初期)に風疹に感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主とする先天性風疹症候群の児が生まれる可能性があります。
このため、特に妊娠中の方は、風疹に感染しないよう注意することが必要であり、家族からの感染や職場における感染も気を付けることが重要です。
なお、妊娠中または妊娠の可能性がある場合、予防接種を受けることは不適切であり、また、予防接種後2から3か月は妊娠を避けることが必要です。
このため、特に妊娠中の方は、風疹に感染しないよう注意することが必要であり、家族からの感染や職場における感染も気を付けることが重要です。
なお、妊娠中または妊娠の可能性がある場合、予防接種を受けることは不適切であり、また、予防接種後2から3か月は妊娠を避けることが必要です。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部健康課
〒189-8501 東村山市本町1丁目2番地3
電話:市役所代表:042-393-5111(内線3213~3219) ファックス:042-394-7399
http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/images/hm_icn_18_mail.gifこの担当課にメールを送る(新規ウィンドウを開きます)
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