ウェブサイト「みどりの1kWh」のご紹介
  ドイツの状況を日本語で伝え、日本で活動する人たちの役に立ちたい
  今居美月(ドイツ、ベルリン在住)
 
 福島の原発事故を受けてドイツでは脱原発を求める声が高まり、政府も2022
に完全に脱原発するとの方針を打ち出しました。福島の事故を受け、「ドイツの
状況の詳細を日本語で伝えることで、日本で脱原発に向けて活動する人たちの役
に立てるのではないか」と考え、2011年夏に立ち上げたのが、ウェブサイト「み
どりの1kWh」です。http://midori1kwh.de
 執筆者はベルリン在住の8人の日本人女性。環境学を学ぶ20代の大学院生から
70代の現役ジャーナリストまで多彩なメンバーです。10代の頃にドイツに渡り、
その後何十年もドイツで暮らしている人もいますし、4人がドイツでチェルノブ
イリ原発事故を経験しています。
 基本的に日曜日に新記事をアップデートし、そのために月2回記事検討会議を
しています。
「ドイツの脱原発運動の歴史」「ドイツの再エネ政策と政治の動き」「原発を使
う電力会社から再エネ電力会社への切り換え体験談」など、ベルリンで暮らす私
たちならではの切り口で、ドイツから脱原発・エネルギー転換情報を、みどりの
風に乗せてお届けします。
 「日本の動き、これでいいのかな……?」と思ったとき、脱原発政策で先を行
くドイツから学べることも多いのではないでしょうか。私たちのサイト、ぜひお
読みになってください!
 
 
 
「もしもし東電、原発よ」の歌詞(作詞者:ベルリン在住アーティスト、磯益子)
「もしもし亀よ亀さんよ」のメロディーで歌う替え歌
 
もしもし東電、原発よ
世界のうちでお前こそ
地球をこわすものはない
どうして命を守らぬか
 
もしもし原発推進派
安全神話嘘っぱち
活断層の島なれば
今すぐ原発やめるべき
 
ふるさと追われた人々の
責任補償抜きにして
子供たちを守らずに
どうして未来を築けるか
 
山も海も生き物も
太陽の熱を恵み受け
豊かな自然があればこそ
経済発展ほんものよ