第74回国際人権研究会「国連人権理事会・普遍的定期的審査」
 
 日本弁護士連合会では,国際人権諸活動に関する基礎的な調査・研究及び情報交
換を行うことを目的に,定期的に「国際人権に関する研究会」を開催しています。
 
 今回のテーマは,「国連人権理事会・普遍的定期的審査(UPR)」です。UPR
は,国連人権理事会の創設に伴い,全ての国連加盟国の人権状況を審査する枠組み
として2008年に始まりました。
 今年10月から11月にかけて,日本に対する第2回審査がジュネーブで実施され,そ
の作業部会では,79か国から意見が寄せられました。今後,来年2月から3月に行わ
れる本会議で,日本に対する所見や勧告を含む結論(conclusion)が採択されるこ
ととなっていますが,日本政府には積極的に所見や勧告を受諾し,人権状況の改善
に取り組むことが期待されています。
 
 そこで,今回の研究会では,ジュネーブで審査を傍聴した委員から,第2UPR
様子を報告するとともに,NGO・市民社会の果たすべき役割について意見交換を行い
たいと思います。
 
 なお,本研究会は,弁護士のみによる研究会ではなく,研究者,市民,司法修習
生や法科大学院・法学部の学生の方など,どなたでも参加できます。御関心をお持
ちの方がおられましたら,お誘い合わせのうえ,奮って御参加下さい。
 
日時:2012125()18:0020:00
場所:弁護士会館171701C会議室 ※参加無料、事前申込制
 
報告:宮家俊治 弁護士(国際人権問題委員会事務局長),
   磯井美葉 弁護士(同委員),鈴木隆文 弁護士(同幹事),
   江口智子 弁護士(同幹事)
 
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