『世界同時「水曜デモ」in札幌』に参加しました。
全国で8月8日、日本軍「慰安婦」問題の解決を目指して行動が提起され札幌も呼応したのです。
いつも思うのですが、「慰安婦」という表現に今も口にする辛さがあります。
自ら「慰安婦」であったと名乗り出た女性の勇気は計り知れないものがあったと思います。
その証言が加害国の私達心を今も尚揺さぶります。
韓国憲法裁判所で「政府が解決のために交渉しないのは憲法違反」との決定が出され、韓国政府は再三日本政府に呼びかけてきましたが、
日本政府は答えようとしていません。
加害者が深い傷を負ったままで日本政府の戦争責任が曖昧のままでは歴史を正当化することは出来ません。
戦争犯罪とは被害国の立場に立った誠意ある姿勢が一番望まれる事です。
日本は真っ向から背を向けています。
被害者たちが日本政府に抗議の水曜デモを起こしてから1034回を数えます。
雨・雪天候に関係なく彼女らは水曜デモを行ってきました。
深い傷を負ったままです。
今日は長崎に原爆が投下された日です。戦争という悲惨な歴史を繰り返さないためにも日本政府はきちんと被害者たちの名誉回復に謙虚に応じるべきです。
この「慰安婦」デモには必ず右翼の人たちが集まってきて妨害行動を行います。
「再び生まれて来るならば朝鮮人になって生まれてこい」
この様なプラカードを持っていました。
急に悲しくなるのです。
日本人として戦争の被害者でありそして加害者の歴史をこの様な汚い言葉で他民族を冒涜する…
私の友人で韓国に嫁に行った彼女がこの場面を見てどう感じるか…