転載記事 毎日新聞 6月14日朝刊
<南相馬市議会>原発「再稼働反対」意見書 全会一致で可決
東京電力福島第1原発事故で一部が警戒区域になった福島県南相馬市の市議会は13日、国内の全ての原発再稼働に反対する意見書を全会一致で可決した。
意見書は、関電大飯原発の再稼働の動きについて、事故が起こった場合の放射能被害の予測も住民避難計画もない▽福島第1原発の事故原因が究明されていない--などを理由に「無謀きわまりない」と指摘した。
さらに「除染も賠償も進まず、多くの福島県民、市民は先行きに展望を持てない状況」とし「このような事態を繰り返さないために、原発は再稼働しないよう強く求める」と訴えている。【高橋秀郎】
意見書は、関電大飯原発の再稼働の動きについて、事故が起こった場合の放射能被害の予測も住民避難計画もない▽福島第1原発の事故原因が究明されていない--などを理由に「無謀きわまりない」と指摘した。
さらに「除染も賠償も進まず、多くの福島県民、市民は先行きに展望を持てない状況」とし「このような事態を繰り返さないために、原発は再稼働しないよう強く求める」と訴えている。【高橋秀郎】