今、大阪で ―・―・―・―・・―転載記事 ―・―・―・―・―・―
橋下市長に物申す…市政改革案に意見1万9千件
市民サービスの大幅カットを盛り込んだ大阪市政改革プランの素案に対するパブリックコメント(意見公募)に、1万9000件以上の意見が寄せられている。
パブリックコメントの制度が2002年度に始まって以来の殺到ぶり。大半が反対か、現状維持を求める内容といい、市民の関心の高さが表れている。
素案への意見公募は5月11~29日、ファクスやメール、郵送で受け付け。現在集計中で、70歳以上の市民が地下鉄・バスに無料乗車できる「敬老パス」の一部有料化や、上下水道料金の高齢者や障害者に対する減免の廃止などへの意見が多い。
敬老パスの現状維持を求める高齢者からは、「パスがあるから外出して健康が維持できている」「市長の現役世代重視の姿勢はわかるが、市の発展に貢献した世代にも優しさを」といった意見が多いという。廃止方針が打ち出された市民学習センターの日本語教室に通う外国人からは、自筆の日本語で「教室がなくなるのは困る。もっと日本語を勉強したい」との意見も寄せられた。
市は、重要な事業計画案や条例案などに対し、2002年度以降、139回、意見公募を実施したが、通常は数十~数百件寄せられる程度。これまでの最多は、前市長時代の財政改革案(08年9月)への3698件だった。
(2012年6月1日11時08分 読売新聞)
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パブリックコメントの期間は終了しましたが、
市政改革プランについての意見は、今後も受け付けていくようです。