「ノーベル賞物理学者・益川敏英さんが語る 気骨の平和主義」
日 時 5月20日(日)15:30~17:00
会 場 兵庫県農業会館11階大ホール
JR・阪神「元町」駅南7分
参加費 1000円 定員500人 事前申込み制
申し込み先 兵庫県保険医協会 shin-ok@doc-net.or.jpまたはFAX078-393-1802
主 催 九条の会・兵庫県医師の会
共 催 兵庫県保険医協会、兵庫県民主医療機関連合会、
兵庫県反核医師の会、九条の会・医療者の会(全国)
講師ご略歴 益川敏英(ますかわ としひで)先生
名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長・特別教授。京都大学名誉教授。京都産業大学益川塾塾頭。
1940年、愛知県生まれ。名古屋大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了、理学博士。
1973年、小林誠氏とともに「CP対称性の破れ」に関する論文を発表し、クォークが6つ存在することを予言した。
京都大学基礎物理学研究所教授、同所長などを歴任。第17期日本学術会議会員。第25回仁科記念賞、米国物理学会第1回JJS賞、日本学士院賞、欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞などを受賞。
2008年、ノーベル物理学賞受賞。
湯川秀樹、朝永振一郎らの影響と、我が家が米軍の焼夷弾の直撃を受けた名古屋大空襲の経験から平和運動にも意欲的に取り組んでおり、2005年には「九条科学者の会」(『九条の会』のアピールを広げる科学者・研究者の会)を結成し、呼びかけ人として参加。
湯川のラッセル・アインシュタイン宣言署名は反核に根差すと語り、「自分はより身近に、一人一人の今の生活を守りたい。戦争はプラスかと問いたい。殺されても戦争は嫌だ。もっと嫌なのは自分が殺す側に回る事」(毎日新聞2008年10月8日『ノーベル賞:物理学賞に日本人3氏 気骨の平和主義 「非主流」の逆転』)と話す。