たんぽぽ舎です。【TMM:No1325】
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◆ 地震と原発事故情報 その310 ◆
4つの情報をお知らせします(1月26日)
明日1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
全原発停止へあと一歩
★1.枝野経産相による経産省前テント撤去命令に対する抗議の嵐を!
抗議のFAX、電話、メールを枝野経産相に送りつけよう!
撤去命令抗議!テントを守り抜こう!
1月27日(金) 午後4時~6時 大抗議行動へ!
昨日(1月24日)、枝野経産相がテントひろばに対し退去命令(1月27日まで)を出しました。
テントひろばが4ヶ月半も維持されてきたのは、全国や世界各地の方々が交流し、情報を共有し、文字通り「反/脱原発のみんなのひろば」になっているからです。枝野経産相がすべきことは、テントの撤去ではなく、原発の停止・再稼働の停止です。
テントは、原子力政策を全く顧みず、あまつさえ原発を再稼働させようとする経産省に対し、抗議のため、やむにやまれず建てられたものです。原発停止のために人々がつながろうとする事さえ許さない枝野経産相の撤去命令は決して承服することができません。
今動かなければ、警備員や警察官を大量導入した実力行使も十分に考えられます。 ぜひ、枝野経産相と経済産業省に『テント撤去の中止を!』との抗議のFAX、電話、メールをしてください。よろしくお願い致します。
【経産省】
大臣官房 (TEL)03-3501-1609
広報 (FAX)03-3501-6942
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
(E-mail)omiya@edano.gr.jp
★4.新聞、雑誌から、1つ
◇経産省前テント村に撤去命令
再稼働やめて 訴え続ける
脱原発市民団体憤り
(東京新聞1月26日「こちら特報部」より抜粋)
経済産業省の敷地の片隅に脱原発を訴える市民団体のテント村がある。設置
から約四ヶ月が過ぎた今月二十四日になって、枝野幸男経産相が退去と撤退を
求めた。市民団体側は「絶対にどかない。国は狭量な態度な態度を取るな」と
憤る。同省は防火上の理由を挙げるが、無理がある。突然の退去命令の裏には
何があるのか。
二十五日朝、活動を支える一人の渕上太郎さんは(六九)はテント内で使い
捨てカイロを足に貼っていた。両足に五枚ずつ。「寒いのは大嫌いだけど、ま
あしゃあない」。上着を五枚重ね着し、マフラーを巻いても寒い。「政府が
『原発の再稼働をしない』との明言をしたら、ただちにテントを退去する
よ」。渕上さんだって、早く終わらせたい。
枝野経産相は二十四日の会見で、撤去の理由を「火気の使用など危険行為は
放置できない」ことを挙げた。ガソリン式発電機でぼや騒ぎがあったことを指
しているが、問題が発生したのは昨年十二月三十日。既に一ヶ月以上たってい
る。
テント村は経産省を取り囲んだ「人間の鎖」をきっかけに昨年九月十一日に
始まった。「九月十九日に明治公園で五万人集会が計画されていたので、十日
ほど張る予定だった」が、「脱原発」を訴える人が寄り合う場として勝手に“
成長”していったとう。
◇命にかかわるから抗議
4ヶ月で延べ1万5000人訪問
「よりどころ追い出さないで」
ぼや騒ぎ 国は世論見極め排除?
昨年十月末には福島県の母親ら約百人が三日間の座り込みを行った。テント
が増設され、原発に反対する人の署名が増えていった。約四ヶ月間で、延べ一
万五千人がテントを訪れた。「デモは参加しにくいけれど、テントはで座り込
みならという人もいる。中学生からお年寄りまで集まれるのがテントの良い所
だ」と渕上さん。
「国は、私たちを追い出すなんてちっちゃいことにはエネルギーを使ってい
る場合じゃないでしょう」と憤るのは、テント前で座り込みを続ける椎名千恵
子さん(六五)だ。「原発いらない福島の女たち」の世話人で、十二月一日か
らは妊娠期間にちなんだ「とつきとうか(十ヶ月と十日間)もの長期間の座り
込みを始めている。
遠くから心配する人も多い。中国電力の上関原発建設に反対し、昨年九月、
経産省前で仲間と十日間のハンストを決行した山口県上関町の岡本直也さん
(二〇)は祖父母ほどの世代の人々を思いやり応援する。「ハンストもテント
村も違法行為と言うけれど、僕の感覚からしたら、危ないものを『安全』だと
言い張って、たくさんの人を被ばくさせ、土地を奪った人たちの方が犯罪的な
ことをしていると思う。命にかかわるからこうぎしている。その声を聞いてほ
しい」
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