<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」・「新芽ML」 の渡部です。
 
本日(1111日)、「大嶽業績裁判」の勝利が確定しました。
 
支援者からのメールを紹介します。
 
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高裁は上告 しませんでした!!
 
東京高裁の勝利判決が確定しました!!
 
業績評価裁判の控訴審は、10月26日に勝利判決をかちとりました。
「権威の牙城」である東京都人事委員会のことですから、
当然上告するものと待ち構えていました。
しかし、控訴審判決後2週間の上 告期限が過ぎても、東京都は上告せず。
東京都は上告を断念したのです!
やりました! これで業績評価裁判の勝利が確定しました!
 
さっ そく世田谷区教育委員会に対して、
大嶽さんへの不当評価の撤回と謝罪などを求める要請行動をやらなければなりませ
ん。
それも含め て、裁判勝利をどう広げ、 どう現場の闘いに生かしていくか、
今後の方針についての話し合いの場をご提案したいと思います。
詳細は追ってお伝えします。
 
「業績評価制度そのものの撤廃に向けて」
  勝利判決確定にあたっての高橋弁護士の談話
 
東京高裁勝利判決の確定にあたって、
大嶽さんとともに7年間二人三 脚で闘ってこられた高橋弁護士から
談話が寄せられましたので、お伝えします。
高橋先生、本当にありがとうございました。
 
「ま だ最高裁での戦いが続くものと思っていたので、
驚くとともに大変に嬉しく思いました。
おそらく事実認定の面で完膚無きまでに 敗れたために、
上告を断念せざるを得なかったのだと思います。
6年以上もの長きにわたって、戦い続けてこられた大嶽先生に深い敬意を表します。
大嶽 先生のことを慕う多くの子ども達、保護者に対しても、
本当に大切なことを教育者として身を以て示すことができたのではないかと思 いま
す。
しかし、業績評価制度は今も厳然としてそこに存在しています。
さらに、これを教育を支 配するための道具とすべく強化しようとする動きもありま
す。
大嶽先生におかれては、この勝訴判決とともに、業績評価制度そのものの撤廃に向け
て、
その先頭に立って益々ご活躍されることを強く期待しています。
私も微力ながら、引き続きご支援申し上げたいと思います。
 
                      2011年11月11日  弁護士 高橋拓也 」
 
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この勝利は大きな勝利につながる勝利だと思います。
 
最近の新聞では、
<学校現場の教職員のストレス増加>、
<定年前退職者の増加>、
<管理職自らの降格要求の増加>、
<主幹・副校長希望者の減少>、
<新任教員の退職者の増加>などが報じられています。
 
これはこの間の「日の丸・君が代」強制、管理強化、
さらに業績評価の導入などがそうした事態を進行させてきたのです。
そして、橋下氏の「教育基本条例案」は、
そうした事態をさらに段階を画して悪化させるものです。
 
今回の「勝訴確定」は、こうした動きを食い止める
「揺るぎない楔」の役割を果たすことになるでしょう。
 
大嶽さん、本当におめでとうございます。
高橋弁護士、大変ご苦労様でした。
また、本当にありがとうございました。
 
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