東京都教育委員会は上告を断念!
 
 東京高裁の勝利判決が確定しました!!
 
 岬の会(業績評価裁判を支援する会)の方から「高裁判決確定!」メールをいただきました。
 
業績評価裁判の控訴審は、10月26日に勝利判決をかちとりました。
「権威の牙城」である東京都人事委員会のことですから、当然上告するものと待ち構えていました。しかし、控訴審判決後2週間の上 告期限が過ぎても、東京都は上告せず。東京都は上告を断念したのです!
やりました! これで業績評価裁判の勝利が確定しました!

さっ そく世田谷区教育委員会に対して、大嶽さんへの不当評価の撤回と謝罪などを求める要請行動をやらなければなりません。それも含め て、裁判勝利をどう広げ、 どう現場の闘いに生かしていくか、今後の方針についての話し合いの場をご提案したいと思います。詳細は追ってお伝えします。

「業績評価制度そのものの撤廃に向けて」
 
東京高裁勝利判決の確定にあたって、大嶽さんとともに7年間二人三 脚で闘ってこられた高橋弁護士から談話が寄せられましたので、お伝えします。
高橋先生、本当にありがとうございました。

  勝利判決確定にあたっての高橋拓也弁護士の談話

「ま だ最高裁での戦いが続くものと思っていたので、驚くとともに大変に嬉しく思いました。おそらく事実認定の面で完膚無きまでに 敗れたために、上告を断念せざるを得なかったのだと思います。
6年以上もの長きにわたって、戦い続けてこられた大嶽先生に深い敬意を表します。大嶽 先生のことを慕う多くの子ども達、保護者に対しても、本当に大切なことを教育者として身を以て示すことができたのではないかと思 います。
しかし、業績評価制度は今も厳然としてそこに存在しています。さらに、これを教育を支 配するための道具とすべく強化しようとする動きもあります。
大嶽先生におかれては、この勝訴判決とともに、業績評価制度そのものの撤廃に向けて、 その先頭に立って益々ご活躍されることを強く期待しています。
私も微力ながら、引き続きご支援申し上げたいと思います。

                      2011年11月11日  弁護士 高橋拓也