7/31(日)
分野別討議(13)
9:30~12:00 於・東京・大田区民会館
「日の丸・君が代と競争ではなく、ともに生きる教育を!
~福島被ばくで問われる学校~」に、保護者・市民・教職員のみなさんの参加を
○被ばく地・福島の保護者から、学校への怒りの声が伝わってきます。
簡易給食再開にあたって牛乳の汚染が心配で、わが子は当面牛乳は飲まずにパンだけ食べるように担任に連絡したが、結局子どもは飲まされて帰ってきた訴え。窓閉め切りで冷房なしの授業、猛暑で子どもが汗だくの姿に驚き、広く呼びかけて全教室分の扇風機を集めて提供を申し出たら、校長が「不要になったときの処分費はどうする?」と受け取りを渋った訴え。いずれも、非常時に教育委員会の指示以外のことをするのは風評被害を広げる、ということでしょう。子どもの命・健康・人権が最優先されていない、ということが保護者の怒りです。教職員も異議を叫びにくくなっているようです。
○国旗・国歌の強制も、これと同じ問題です。
5月以降、東京の「君が代」不起立教職員の裁判で、最高裁が「教職員の処分は憲法第19条(思想・良心の自由)に違反しない」との不当判決を10数件連発しました。小法廷(裁判官)が違うのに一字一句同文の判決文まであるという政治判決です。さらに今春、大阪府の橋下知事(大阪維新の会)が教職員の「君が代起立」義務の条例化を強行しました。橋下知事は、「子どもの教育とは別の問題だ。何のことであれ、上(教育委員会)が決めたことを守らない教職員は辞めさせるべきで、組織の規律の問題だ!」とごまかしています。しかし、上意下達の学校で、子どもの人権が保障されるはずがありません。事実条例案審議の府議会常任委員会で、提案者の大阪維新の会は、「実害は起こっている! 数少なくても不起立の教職員がいるのを見て、子どもたちは起つのを迷っているのだ! それが実害だ!」と叫んでいます。(野次ではなく公式討論です。)
○大阪府教育委員会は今年度から、給与査定の教職員評価システムの、各自の年度目標を書かせる「自己申告票」で、校長が独断で決める学校目標と外れた内容は書き直させる、書き直しに応じないときは成果のいかんに関係なく低い評価にする、と制度改悪を強行しました。
福島でも、東京でも、大阪でも、全国で、子どもの人権を侵害し、排外主義と競争に追い立てる上意下達の学校を止めることが共通の課題です。
○私たちは、子どもの人権、教育を受ける権利に立ち返り、現実に起こっている問題を全て、子どもたちに伝え、共に考えていく学校での取り組みをよびかけます。
福島で、東京で、大阪で、・・・、福島被ばくの現状と放射線被害について学習する。
「君が代」の歌詞内容を教え、アジア太平洋戦争では「天皇のために命を捧げよ!」と学校で教え歌われた歴史事実を伝えて考える。
そして、それらを基礎にした、学校・教育委員会・文科省への要求活動を、保護者・市民・教職員がいっしょに広げていくための討議に、全国各地からぜひご参加ください。
(全交大会のプログラムは全部、どなたでもオープン参加です。)
内容
○報告4つ(各15分)
(①基調報告
②東京の「君が代」判決と被ばく下の学校現場
③大阪の橋下教育「改革」下の学校現場
④中学校での福島原発事故の学習)
○交流討議(90分)
参加費
○全日程(7/30昼・夜、7/31昼)・3000円
○7/31一日のみ・1000円
連絡先
○携帯 090-9713-0652松村
○メール kmqyura@iris.eonet.ne.jp笠松
○全日程のプログラムは、主催「全交実行委員会」のHPをご覧ください。
http://www.zenko-peace.com/
分野別討議(13)
9:30~12:00 於・東京・大田区民会館
「日の丸・君が代と競争ではなく、ともに生きる教育を!
~福島被ばくで問われる学校~」に、保護者・市民・教職員のみなさんの参加を
○被ばく地・福島の保護者から、学校への怒りの声が伝わってきます。
簡易給食再開にあたって牛乳の汚染が心配で、わが子は当面牛乳は飲まずにパンだけ食べるように担任に連絡したが、結局子どもは飲まされて帰ってきた訴え。窓閉め切りで冷房なしの授業、猛暑で子どもが汗だくの姿に驚き、広く呼びかけて全教室分の扇風機を集めて提供を申し出たら、校長が「不要になったときの処分費はどうする?」と受け取りを渋った訴え。いずれも、非常時に教育委員会の指示以外のことをするのは風評被害を広げる、ということでしょう。子どもの命・健康・人権が最優先されていない、ということが保護者の怒りです。教職員も異議を叫びにくくなっているようです。
○国旗・国歌の強制も、これと同じ問題です。
5月以降、東京の「君が代」不起立教職員の裁判で、最高裁が「教職員の処分は憲法第19条(思想・良心の自由)に違反しない」との不当判決を10数件連発しました。小法廷(裁判官)が違うのに一字一句同文の判決文まであるという政治判決です。さらに今春、大阪府の橋下知事(大阪維新の会)が教職員の「君が代起立」義務の条例化を強行しました。橋下知事は、「子どもの教育とは別の問題だ。何のことであれ、上(教育委員会)が決めたことを守らない教職員は辞めさせるべきで、組織の規律の問題だ!」とごまかしています。しかし、上意下達の学校で、子どもの人権が保障されるはずがありません。事実条例案審議の府議会常任委員会で、提案者の大阪維新の会は、「実害は起こっている! 数少なくても不起立の教職員がいるのを見て、子どもたちは起つのを迷っているのだ! それが実害だ!」と叫んでいます。(野次ではなく公式討論です。)
○大阪府教育委員会は今年度から、給与査定の教職員評価システムの、各自の年度目標を書かせる「自己申告票」で、校長が独断で決める学校目標と外れた内容は書き直させる、書き直しに応じないときは成果のいかんに関係なく低い評価にする、と制度改悪を強行しました。
福島でも、東京でも、大阪でも、全国で、子どもの人権を侵害し、排外主義と競争に追い立てる上意下達の学校を止めることが共通の課題です。
○私たちは、子どもの人権、教育を受ける権利に立ち返り、現実に起こっている問題を全て、子どもたちに伝え、共に考えていく学校での取り組みをよびかけます。
福島で、東京で、大阪で、・・・、福島被ばくの現状と放射線被害について学習する。
「君が代」の歌詞内容を教え、アジア太平洋戦争では「天皇のために命を捧げよ!」と学校で教え歌われた歴史事実を伝えて考える。
そして、それらを基礎にした、学校・教育委員会・文科省への要求活動を、保護者・市民・教職員がいっしょに広げていくための討議に、全国各地からぜひご参加ください。
(全交大会のプログラムは全部、どなたでもオープン参加です。)
内容
○報告4つ(各15分)
(①基調報告
②東京の「君が代」判決と被ばく下の学校現場
③大阪の橋下教育「改革」下の学校現場
④中学校での福島原発事故の学習)
○交流討議(90分)
参加費
○全日程(7/30昼・夜、7/31昼)・3000円
○7/31一日のみ・1000円
連絡先
○携帯 090-9713-0652松村
○メール kmqyura@iris.eonet.ne.jp笠松
○全日程のプログラムは、主催「全交実行委員会」のHPをご覧ください。
http://www.zenko-peace.com/