ふなしん出資金返還訴訟原告団は、7月7日の東京高裁判決を受けて14日に、被告のふなしん(旧船橋信用金庫)、ふなしん元理事らに対して「一刻も早く出資金を被害者に返還することを求める要請書」を速達にて送付し、上告を断念するよう要請しました。
≪一刻も早く出資金を被害者に返還することを求める要請書≫
西本恭彦 殿
大木鈴子 殿
関 久美 殿
市原卓郎 殿
谷口 淳 殿
2011年7月14日
ふなしん出資金返還訴訟原告団一同
記
7月7日、東京高裁の判決においても、大橋寛明裁判長は一審千葉地裁判決と同様に過失相殺を一切認めず、船橋信用金庫経営陣に、出資金被害者44人に対して7200万円を支払うよう命じました。
破たんから間もなく10年になります。
当会の田中昭和元事務局長は、退職金1000万円の被害にあいました。この甚大な被害と裁判の不当な引き伸ばしの中で体を壊し、病状悪化の中での裁判闘争を余儀なくされ、昨年、70歳の若さで亡くなられてしまいました。亡くなる間際まで、原告の皆さんに返還されたのか心配していました。
すでに5人もの原告が亡くなってしまいました。現在闘病中で外出できない方も多く、余命宣告を受けている方々もいます。
満期になった生命保険金を出資金に回されて被害にあった女性の原告は、96歳です。
社会的にも道義的にも、一刻も早く賠償すべきです。
訴訟のさらなる引き延ばしは許されません。
西本恭彦船橋信用金庫代表者精算人、大木鈴子および関久美船橋信用金庫元理事長訴訟継承人と市原卓郎元理事、谷口淳元理事は、上告せず、直ちに被害者に出資金を返すよう要請します。
以上
≪一刻も早く出資金を被害者に返還することを求める要請書≫
西本恭彦 殿
大木鈴子 殿
関 久美 殿
市原卓郎 殿
谷口 淳 殿
2011年7月14日
ふなしん出資金返還訴訟原告団一同
記
7月7日、東京高裁の判決においても、大橋寛明裁判長は一審千葉地裁判決と同様に過失相殺を一切認めず、船橋信用金庫経営陣に、出資金被害者44人に対して7200万円を支払うよう命じました。
破たんから間もなく10年になります。
当会の田中昭和元事務局長は、退職金1000万円の被害にあいました。この甚大な被害と裁判の不当な引き伸ばしの中で体を壊し、病状悪化の中での裁判闘争を余儀なくされ、昨年、70歳の若さで亡くなられてしまいました。亡くなる間際まで、原告の皆さんに返還されたのか心配していました。
すでに5人もの原告が亡くなってしまいました。現在闘病中で外出できない方も多く、余命宣告を受けている方々もいます。
満期になった生命保険金を出資金に回されて被害にあった女性の原告は、96歳です。
社会的にも道義的にも、一刻も早く賠償すべきです。
訴訟のさらなる引き延ばしは許されません。
西本恭彦船橋信用金庫代表者精算人、大木鈴子および関久美船橋信用金庫元理事長訴訟継承人と市原卓郎元理事、谷口淳元理事は、上告せず、直ちに被害者に出資金を返すよう要請します。
以上