■□ 検察の在り方検討会議 提言を法相に提出 < 2011年3月31日 22:46 >
大阪地検特捜部による一連の事件を受けて、検察改革について議論を進めていた法務省の「検察の在り方検討会議」は31日、特捜部の組織の在り方を見直すための検討などを求める提言をまとめ、江田五月法相に提出した。
31日に開かれた法務省の「検察の在り方検討会議」は、約4か月にわたって行われた検察改革についての議論をまとめ、千葉景子座長が江田法相に提言を提出した。提言では、検察改革のために検察官の人材開発や育成の改革に取り組むこと、検察人事の適切化などを求めている。特捜部については、組織の在り方を見直すための検討を行うことや、監察体制の構築などを求めている。
また、特捜部が試行する取り調べの可視化について「できるかぎり広い範囲で録音・録画を試行し、1年後をメドに検証すべき」としている。その上で、新たな刑事司法制度の構築に向けた検討を行う場を設けることを提言している。
江田法相は「提言をしっかりと受け止め、最大限尊重して、責任を持って検察改革を行いたい」と話している
■□ 震災で釈放の女を逮捕、法相「釈放に疑問」
法相、検事総長に再生に取り組むよう指示< 2011年4月9日 2:10 >
「検察の在り方検討会議」の提言を受けて、江田五月法相は笠間治雄検事総長に対し、検察の再生に具体的に取り組むよう指示した。
江田法相は、先月末の「検察の在り方検討会議」の提言を受けて笠間検事総長に指示したもので、特捜部については、「横からのチェック体制」の構築を図るなど組織の在り方を検討するよう求めている。また、取り調べの可視化の試行については、容疑者を逮捕した段階から録音録画を実施し、1年後をメドに検証することなどを求めている。
指示を受けた笠間検事総長は、8日に会見を開き、最高検に改革推進室を設置したことや、特捜部に対し、積極的な可視化の試行を指示する方針を明らかにした。
大阪地検特捜部による一連の事件を受けて、検察改革について議論を進めていた法務省の「検察の在り方検討会議」は31日、特捜部の組織の在り方を見直すための検討などを求める提言をまとめ、江田五月法相に提出した。
31日に開かれた法務省の「検察の在り方検討会議」は、約4か月にわたって行われた検察改革についての議論をまとめ、千葉景子座長が江田法相に提言を提出した。提言では、検察改革のために検察官の人材開発や育成の改革に取り組むこと、検察人事の適切化などを求めている。特捜部については、組織の在り方を見直すための検討を行うことや、監察体制の構築などを求めている。
また、特捜部が試行する取り調べの可視化について「できるかぎり広い範囲で録音・録画を試行し、1年後をメドに検証すべき」としている。その上で、新たな刑事司法制度の構築に向けた検討を行う場を設けることを提言している。
江田法相は「提言をしっかりと受け止め、最大限尊重して、責任を持って検察改革を行いたい」と話している
■□ 震災で釈放の女を逮捕、法相「釈放に疑問」
法相、検事総長に再生に取り組むよう指示< 2011年4月9日 2:10 >
「検察の在り方検討会議」の提言を受けて、江田五月法相は笠間治雄検事総長に対し、検察の再生に具体的に取り組むよう指示した。
江田法相は、先月末の「検察の在り方検討会議」の提言を受けて笠間検事総長に指示したもので、特捜部については、「横からのチェック体制」の構築を図るなど組織の在り方を検討するよう求めている。また、取り調べの可視化の試行については、容疑者を逮捕した段階から録音録画を実施し、1年後をメドに検証することなどを求めている。
指示を受けた笠間検事総長は、8日に会見を開き、最高検に改革推進室を設置したことや、特捜部に対し、積極的な可視化の試行を指示する方針を明らかにした。