米中西部ネブラスカ州ブレア近郊にあるフォートカルホーン原子力発電所がミズリー川の氾濫で水没の危機にあります。同原発は加圧水型軽水炉(PWR)。4月以来燃料交換のため停止中ですが、ネブラスカ州全体の使用済み核燃料貯蔵所としても計画されています。
同原発では今月7日に水害とは無関係の火災事故が発生、使用済み核燃料冷却システムが1時間30分停止しました。連邦航空局(FAA)は、この火災で上空半径約3㌔の飛行を禁止。この措置は15日も継続しています。地元放送局などによると、同原発は孤立した島の状態となっており、砂袋や水を入れたプラスチックタンクで、構内への浸水を食い止めている状態だといいます。
米原子力委員会(NRC)は、福島原発事故後の3月末、最高レベルの監視が必要だとする原発3か所の一つに挙げていました。NRCは昨年10月、同原発の洪水対策が不十分だとして改善を勧告。原発を管理するオマハ公共電力区(OPPD)は指摘を受けて、浸水対策として目張りや非常用パネルの設置などの措置を行っていました。
6月19日付しんぶん赤旗
同原発では今月7日に水害とは無関係の火災事故が発生、使用済み核燃料冷却システムが1時間30分停止しました。連邦航空局(FAA)は、この火災で上空半径約3㌔の飛行を禁止。この措置は15日も継続しています。地元放送局などによると、同原発は孤立した島の状態となっており、砂袋や水を入れたプラスチックタンクで、構内への浸水を食い止めている状態だといいます。
米原子力委員会(NRC)は、福島原発事故後の3月末、最高レベルの監視が必要だとする原発3か所の一つに挙げていました。NRCは昨年10月、同原発の洪水対策が不十分だとして改善を勧告。原発を管理するオマハ公共電力区(OPPD)は指摘を受けて、浸水対策として目張りや非常用パネルの設置などの措置を行っていました。
6月19日付しんぶん赤旗