● 「つくる会」歴史教科書が<年表>丸写し 市民団体が指摘
横浜教科書採択連絡会・一斉送信
「子どもと教科書全国ネット21」(事務局・東京)および当連絡会は、6月13日、高嶋伸欣琉球大学名誉教授も参加して横浜で共同記者会見を開き、「自由社」の中学歴史教科書2012年版、現行版(2010年度版、2011年度版。横浜市内8区の市立中学1,2年生が使用)の年表が、東京書籍の02年版教科書とほとんど同一で、盗用の疑いがあると発表しました。
●東書・自由社とも年表で取り上げている項目は177項目で同じ内容であり、そのうち9項目(現行版は10項目)は表現に多少の違いがあがあります。他の168項目は表現も全く同じ。
<表現の違い事例抜粋>
【東書】 【自由社】
大和国家 大和朝廷
太平洋戦争 大東亜戦争
島原・天草一揆 島原の乱
倭、高句麗と戦う 倭が朝鮮半島に出兵、高句麗と戦う
●さらに「育鵬社」と「自由社」は図版でも盗用
「育鵬社」版歴史教科書2012年版77ページ図版は、日本文教出版(旧大阪書籍)2006年度版62ページの図版の盗用
「自由社」版歴史教科書93ページ図版は、東京書籍2006年度版64ページ図版の盗用
※日文・東書ともに2012年度版にも同じ図版を掲載しているので、教科書展示会で確認できます。
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● 「つくる会」歴史教科書が年表丸写し 市民団体が指摘
http://www.asahi.com/national/update/0613/TKY201106130528.html
朝日新聞 2011年6月13日23時45分(14日朝刊全国版掲載)
市民団体「子どもと教科書全国ネット21」(事務局・東京)は13日、横浜市で記者会見を開き、「新しい歴史教科書をつくる会」主導で編集された自由社の中学歴史教科書2012年版の年表が、東京書籍の02年版教科書とほぼ一致していると発表した。
同ネットによると、両教科書の年表の「日本のおもなできごと」で、「縄文時代 採集や狩りによって生活する」から「1997 アイヌ文化振興法制定」までの約180項目すべてで出来事の選択が一致した。
9項目で「大和国家」「太平洋戦争」(東京書籍)と「大和朝廷」「大東亜戦争(太平洋戦争)」(自由社)などの違いがあった以外は表現も一致していた。
横浜市内8区の市立中学校で自由社の10年版教科書が使われており、10年版もほぼ同様の状態だったことから、同ネットは今回、横浜市で発表したという。
同ネットの俵義文事務局長は「丸写しで盗用した可能性が高い。他社が改良を重ねて築いた成果を勝手に使うことは大問題だ」と指摘。他にも同様のケースがないか調べているという。
東京書籍は「初めて聞いた話で驚いている。事実関係を確認のうえ今後の対応を考えたい」としている。
自由社版教科書の代表執筆者で「つくる会」会長の藤岡信勝さんは「指摘を受けるまで気づかなかった。年表作成の担当者は自由社を退社しており、経過を確かめようもないが、関係者に迷惑をかけ、深くおわびする。夏にこの教科書が採択された後、来春の使用開始までに充実した年表につくり直す」と話した。
≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
今、教育が民主主義が危ない!!
東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHP≫
横浜教科書採択連絡会・一斉送信
「子どもと教科書全国ネット21」(事務局・東京)および当連絡会は、6月13日、高嶋伸欣琉球大学名誉教授も参加して横浜で共同記者会見を開き、「自由社」の中学歴史教科書2012年版、現行版(2010年度版、2011年度版。横浜市内8区の市立中学1,2年生が使用)の年表が、東京書籍の02年版教科書とほとんど同一で、盗用の疑いがあると発表しました。
●東書・自由社とも年表で取り上げている項目は177項目で同じ内容であり、そのうち9項目(現行版は10項目)は表現に多少の違いがあがあります。他の168項目は表現も全く同じ。
<表現の違い事例抜粋>
【東書】 【自由社】
大和国家 大和朝廷
太平洋戦争 大東亜戦争
島原・天草一揆 島原の乱
倭、高句麗と戦う 倭が朝鮮半島に出兵、高句麗と戦う
●さらに「育鵬社」と「自由社」は図版でも盗用
「育鵬社」版歴史教科書2012年版77ページ図版は、日本文教出版(旧大阪書籍)2006年度版62ページの図版の盗用
「自由社」版歴史教科書93ページ図版は、東京書籍2006年度版64ページ図版の盗用
※日文・東書ともに2012年度版にも同じ図版を掲載しているので、教科書展示会で確認できます。
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● 「つくる会」歴史教科書が年表丸写し 市民団体が指摘
http://www.asahi.com/national/update/0613/TKY201106130528.html
朝日新聞 2011年6月13日23時45分(14日朝刊全国版掲載)
市民団体「子どもと教科書全国ネット21」(事務局・東京)は13日、横浜市で記者会見を開き、「新しい歴史教科書をつくる会」主導で編集された自由社の中学歴史教科書2012年版の年表が、東京書籍の02年版教科書とほぼ一致していると発表した。
同ネットによると、両教科書の年表の「日本のおもなできごと」で、「縄文時代 採集や狩りによって生活する」から「1997 アイヌ文化振興法制定」までの約180項目すべてで出来事の選択が一致した。
9項目で「大和国家」「太平洋戦争」(東京書籍)と「大和朝廷」「大東亜戦争(太平洋戦争)」(自由社)などの違いがあった以外は表現も一致していた。
横浜市内8区の市立中学校で自由社の10年版教科書が使われており、10年版もほぼ同様の状態だったことから、同ネットは今回、横浜市で発表したという。
同ネットの俵義文事務局長は「丸写しで盗用した可能性が高い。他社が改良を重ねて築いた成果を勝手に使うことは大問題だ」と指摘。他にも同様のケースがないか調べているという。
東京書籍は「初めて聞いた話で驚いている。事実関係を確認のうえ今後の対応を考えたい」としている。
自由社版教科書の代表執筆者で「つくる会」会長の藤岡信勝さんは「指摘を受けるまで気づかなかった。年表作成の担当者は自由社を退社しており、経過を確かめようもないが、関係者に迷惑をかけ、深くおわびする。夏にこの教科書が採択された後、来春の使用開始までに充実した年表につくり直す」と話した。
≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
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