府立交野高校宇都宮教諭が再任用を拒否されました。

宇都宮さんは、12月の新勤評反対全国集会でも発言された方で、昨年度の校長の不公平な「業績C評価の撤回」を求めて、大阪府人事委員会に措置要求をしています。
緊急署名になります。

FAXまたは、郵送で送り返して下さい。


大阪府教育委員会委員長 様

交野高校宇都宮教諭の再任用拒否の撤回を求める要望書

・今年2月16日、大阪府教委は再任用教職員採用選考において、大阪府立交野高校英語科宇都宮教諭の不採用を通知しました。募集人数250名で、再任希望者数232名中、1名だけの不採用でした。

・そもそも再任用制度は、年金受給開始年齢の引き上げにあわせ民間で65歳までの雇用確保が義務化されるにともない始まったもので、公務員の60歳以降の生活保障の観点から、雇用者である大阪府に再雇用の努力義務をおわせるものです。したがって、解雇に相当するような行為などがない限り、採用をこばむ理由はありません。

・宇都宮教諭は大阪府立高校の教員としての職務を全うし定年を迎え、再任用としての仕事の継続を希望されています。前交野校長は昨年度、事実にもとづかない低い業績「評価」を行いました。今回の再任用拒否は、前交野校長による昨年度「評価」の撤回を求めて大阪府人事委員会に措置の要求をしている宇都宮教諭に対する報復と言えます。

・現校長は、昨年4月から英語科準備室に50回以上も仕事中に電話し「校長室に来なさい、もしも校長室に来なければ明日から教師をやめてもらいます」とパワーハラスメントに相当する発言をあびせました。また、宇都宮教諭は、現校長から交野高校では異例の3回におよぶ授業観察を強制され、「それを断ると再任用に影響するかも知れない。府教委も見に来る」とおどかされました。さらに今年1月24日に現校長は、「授業観察をさせよ」の文書による職務命令という前代未聞の圧力をかけました。しかし、宇都宮教諭の授業公開当日には、公開するのが遅すぎるからと言って見に来ませんでした。そして、現校長のこれら全ての圧力の背景に府教委による校長への指示があったことが明らかになっています。

・昨年度、他の府立高校で、校長による「評価シート」の偽造を暴いた方の再任用拒否がありました。
「評価システム」に異議を唱える教職員を狙い打ちした再任用拒否は容認できるものではありません。
以下のことを強く要望します。

1、2011年度再任用教職員選考における宇都宮教諭の不採用通知を撤回すること

   お名前            住所


  取扱い団体: 再任用拒否を撤回させる会

   連絡先(Fax先)072-892-4938  (問いあわせ先) 090-9713-0652

   〒576-0064 交野市寺南野10-1 府立交野高校 松村 気付

(1次集約3月20日、2次集約3月25日)