★ 「日の丸君が代」強制処分なんてぶっとばせ3・26集会
3月26日(土)13:15~ 豊島区民センター(池袋駅東口)
『ほっととーく 97』(2011/1/22)より
◎ 雑感 今,学校で
とにかく誰もかれも口を開けば「忙しい」「疲れた」。
割合要領よくスピーディに処理をしていく私でさえ,やってもやっても“終わり”のない仕事が続く。
何をしているか,と言えば,2学期の諸帳簿がやっと終わったのもつかの間,3学期に向け,担当教科の指導計画及び指導グループの生徒全員分の指導目標一覧,そして担当している生徒についての個別指導計画をつくる。目標やねらいを書きこむので時間がかかる。
個別指導計画は保護者に開示し,それをもとに,保護者と個別面談をする。毎学期だ。
研究授業は容赦なく襲いかかり(昔は私は研究授業が大好きな人間だったのに,近頃はちっともおもしろくない。笑)その指導案づくりをし,研究授業をし,見合った教員で話し合い研究紀要の原稿をつくる。
分掌・委員会はたいてい一つずつもっていて,その方面の仕事もやってくる。もちろん授業のために指導案をつくり,教材を準備しなければならないが,〆切に追われる書類作りのために最後になってしまう。
週案や自己申告書を出していない私ですら追われるのだから,みんなはもっと忙しい。この合間におたよりを作り,行事の実施案を作り,起案し,日々連絡帳を書き,医ケアの処理などをする。
私は今年も労働安全衛生委員会のメンバーになっている。ここのところ毎年1ヶ月程(11月頃)退勤調査をしているのだが,昨年よリタイムカードで行なうようにした。
普段,出勤はタイムカードで1分でも遅れるとアウト!1時間休暇をとらなければならないが,退勤は自由に“超過勤務”をしてカードを通さないシステムなのだ。で,退勤調査をすると,超えてる超えてる,数値の上ですらレッドカードである。自宅への持ち帰り仕事も,みんなやっているから,ひどい過労状態なのだ。
過労は,うつ病を発症するリスクを高める。メンタル学習会だけでは足りないので,今年はじめてメンタルアンケート調査も実施した。
そうこうしていたころ,若い教員が急死するという痛ましい事態がおきた。責任感の強いその方は,無理に無理を重ねて働き,突然,逝ってしまわれたのだ。
あのやわらかな笑顔に会えないとは,淋しく,無念でならない。親御さんに至っては,とても受けとめきれないだろう。もう少しゆったりとゆっくりと働ける職場だったら違っていただろう。ただ冥福を祈るしかできないとは,情けない。
来春から八王子東,など3校に正規教員数を減らし,その倍の非正規教員を配置するシステムが始まる。永福学園特別支援学校で試み,“大変よかったから”として導入されるのだ。
これまで教員定数表に基づき,各学校では教員致が配置されてきた。その教員配置数から,たとえば20名減らし,40名の非正規雇用をして授業にあたらせる。
授業中の一定時間については教員数が2倍に増えて“楽になった”と感じる。しかし一定時間しか非正規の方はいないので,山とある仕事や生徒への関わりは,少なくなった本工労働者にやってくる。こうしてどんどん非正規職場化するのだ。
いよいよ本格的な新自由主義にもとづいた教育労働,教育労働者を時間と効率で買い,使い捨てる時代に入った,のである。そして,スト権は回復しないまま人勧が廃止される。
特権階層の統括校長一校長一副校長一主幹が全てを決め,命令を命令する主任教諭がでばり,黙々と働かされる平教諭,期限付き教諭,非正規教員の群。
民主党の免許法案は180°変わり,事態に拍車をかける。
先日の職員会議で,来年度の分掌組織改編が諭議もなく,決まったこととして出された。近頃はなんでもそうだ。パソコンタイムスは日常化した。それを見なければ身動きとれないのだからいやでもそうなる。そして服務研修,情報セキュリティ研修が追ってくる。校門の監視カメラも日常化した。とうとう,親を訴える教員がでた。私たちは,いったいどこに行きつくのだろうか。
※ 再任用、非常勤講師を受けたが、もののみごとに不合格だった。処分されたことを理由に100%全員被処分者は不合格。おかしいねぇ。処分、再発防止研修、そしてもろもろの最後に不合格制裁。(渡辺厚子)
『ほっととーく 97』(2011/1/22)
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
〒176-0012 練馬区豊玉北5-17-7-303 サポートねりまねりま全労協気付
郵便振替:00140-6-517545 加入者名:声をあげる市民の会
≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
今、教育が民主主義が危ない!!
東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHP≫
3月26日(土)13:15~ 豊島区民センター(池袋駅東口)
『ほっととーく 97』(2011/1/22)より
◎ 雑感 今,学校で
とにかく誰もかれも口を開けば「忙しい」「疲れた」。
割合要領よくスピーディに処理をしていく私でさえ,やってもやっても“終わり”のない仕事が続く。
何をしているか,と言えば,2学期の諸帳簿がやっと終わったのもつかの間,3学期に向け,担当教科の指導計画及び指導グループの生徒全員分の指導目標一覧,そして担当している生徒についての個別指導計画をつくる。目標やねらいを書きこむので時間がかかる。
個別指導計画は保護者に開示し,それをもとに,保護者と個別面談をする。毎学期だ。
研究授業は容赦なく襲いかかり(昔は私は研究授業が大好きな人間だったのに,近頃はちっともおもしろくない。笑)その指導案づくりをし,研究授業をし,見合った教員で話し合い研究紀要の原稿をつくる。
分掌・委員会はたいてい一つずつもっていて,その方面の仕事もやってくる。もちろん授業のために指導案をつくり,教材を準備しなければならないが,〆切に追われる書類作りのために最後になってしまう。
週案や自己申告書を出していない私ですら追われるのだから,みんなはもっと忙しい。この合間におたよりを作り,行事の実施案を作り,起案し,日々連絡帳を書き,医ケアの処理などをする。
私は今年も労働安全衛生委員会のメンバーになっている。ここのところ毎年1ヶ月程(11月頃)退勤調査をしているのだが,昨年よリタイムカードで行なうようにした。
普段,出勤はタイムカードで1分でも遅れるとアウト!1時間休暇をとらなければならないが,退勤は自由に“超過勤務”をしてカードを通さないシステムなのだ。で,退勤調査をすると,超えてる超えてる,数値の上ですらレッドカードである。自宅への持ち帰り仕事も,みんなやっているから,ひどい過労状態なのだ。
過労は,うつ病を発症するリスクを高める。メンタル学習会だけでは足りないので,今年はじめてメンタルアンケート調査も実施した。
そうこうしていたころ,若い教員が急死するという痛ましい事態がおきた。責任感の強いその方は,無理に無理を重ねて働き,突然,逝ってしまわれたのだ。
あのやわらかな笑顔に会えないとは,淋しく,無念でならない。親御さんに至っては,とても受けとめきれないだろう。もう少しゆったりとゆっくりと働ける職場だったら違っていただろう。ただ冥福を祈るしかできないとは,情けない。
来春から八王子東,など3校に正規教員数を減らし,その倍の非正規教員を配置するシステムが始まる。永福学園特別支援学校で試み,“大変よかったから”として導入されるのだ。
これまで教員定数表に基づき,各学校では教員致が配置されてきた。その教員配置数から,たとえば20名減らし,40名の非正規雇用をして授業にあたらせる。
授業中の一定時間については教員数が2倍に増えて“楽になった”と感じる。しかし一定時間しか非正規の方はいないので,山とある仕事や生徒への関わりは,少なくなった本工労働者にやってくる。こうしてどんどん非正規職場化するのだ。
いよいよ本格的な新自由主義にもとづいた教育労働,教育労働者を時間と効率で買い,使い捨てる時代に入った,のである。そして,スト権は回復しないまま人勧が廃止される。
特権階層の統括校長一校長一副校長一主幹が全てを決め,命令を命令する主任教諭がでばり,黙々と働かされる平教諭,期限付き教諭,非正規教員の群。
民主党の免許法案は180°変わり,事態に拍車をかける。
先日の職員会議で,来年度の分掌組織改編が諭議もなく,決まったこととして出された。近頃はなんでもそうだ。パソコンタイムスは日常化した。それを見なければ身動きとれないのだからいやでもそうなる。そして服務研修,情報セキュリティ研修が追ってくる。校門の監視カメラも日常化した。とうとう,親を訴える教員がでた。私たちは,いったいどこに行きつくのだろうか。
※ 再任用、非常勤講師を受けたが、もののみごとに不合格だった。処分されたことを理由に100%全員被処分者は不合格。おかしいねぇ。処分、再発防止研修、そしてもろもろの最後に不合格制裁。(渡辺厚子)
『ほっととーく 97』(2011/1/22)
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
〒176-0012 練馬区豊玉北5-17-7-303 サポートねりまねりま全労協気付
郵便振替:00140-6-517545 加入者名:声をあげる市民の会
≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
今、教育が民主主義が危ない!!
東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHP≫