◆府教委、評価育成システム賃金反映改悪案を示す◆

 昨日、大阪府教育委員会は給与制度改革に関する追加提案として評価・育成システムの賃金反映改悪案を各組合に提案しました。提案内容はすでに下記大阪府HPに掲載されています。
 http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=5874

 協議期間は条例改定に関するものは*1月20日、その他は2月14日としています。これは、2月21日から開催される府議会へ橋下知事の「維新プログラム」を受け入れた証としてなんとしても出したい府教委の意向が反映されていると考えられます。
 賃金に関する重要な提案の協議期間が、1週間を切るというような通常では考えられない事態です。
 しかも、提案では実施を2012年4月1日としていますから、2月議会に条例改定案として出す必然性はまったくありません。
 1月20日には、組合交渉が予定されていますが、本日より20日までが闘いの一つの山場となります。
 全国交流会のみなさまにも協力をお願いすることになると思いますので、是非大阪の動き・情報に注目してください。

 ~概要~
 ① 昇給
   S・Aは5→4、Bは4(変わらず)、Cは3→2、Dは昇給なし(変わらず)
   つまり、改定ではSABは横並び、CDの下位区分者が現行以上に悪影響を受ける。
 ②勤勉手当
   S・Aの者を厚遇するため全教職員から「引き剥がしていた」0.015月分を0.03月分と改定し、配分原資を倍にすることによって勤勉手当の格差を現行以上に拡大する。
 ③実施日 2012年4月1日

 ※自己申告票未提出者の扱い(要領)はいまだ検討中とのこと?!