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ICレコーダーの改ざんは、報道されたのとは別に、約20秒の消去がある。
「オシドリ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
来賓の発言、「…できましたら着席おねがいします」の直後の
教頭の「やめろ…」という大きな声から、校長に対して「おい触るんじゃないよ」と言う前までの静かな約20秒である。
検察は、「お願いします」「おい触るんじゃないよ」を直結させる改ざんを行った。
被告が端から訳もなく騒いでいる。
教頭はずっと元教員の傍にいたのだという状況を作りだそうとしたのである。
警察や検察が、いわゆる「犯行現場」の音声をたとえ一言であれ改ざんすることは、極めて悪質な犯罪である。
犯行現場に髪の毛一本でも放り込めば、有罪の決定的証拠とされ死刑ともなりうる。
上からの命令を金科玉条として、何が何でも有罪に持ち込むことに必死となる公安、検察は犯罪組織というほかない。
世の人は、99%の有罪率とかいうが、99.9%でもなく99.99%の有罪率である。
無罪判決は、万にひとつなのである。
現状は、検察官が裁判官である。
日本の司法の根底的な改革が必至であろう。(藤田記)
『藤田先生を応援する会通信』第44号(2010/11/10)より
《地裁第4回公判速記録(2005/6/21)から》
裁判官(永井)の質問
証人 鯨岡広隆
(来賓入場の場面)
先ほど、教頭が大きな声で制止したという風に言っているんですが、その声というのは相当に大きかったんですか。
・・・相当大きいと思います。
ICレコーダには、記録されているんでしょうか。
・・・私の記憶では、双方の声が記録されていると思います。
被告人の声と教頭の声、両方という意味ですね。
・・・そうです。
教頭の発言は、ICレコーダを聞いていて、言葉として聞き取れますか。
・・・聞き取れると思います。
あなたが現場で聞いていた人の声などと、その後でICレコーダに録音されていたものを聞いた時と比較して、こういう発言があったはずなのに、ICレコーダには記録されていないなと、そういうように感じた点というのはありますでしょうか。
・・・聞いた範囲ではありません。
※ところが、ICレコーダ(証拠)にも「解析一覧表」(最初のものも後のものもどちら)にも、来賓入場の場面では、
被告人F氏の「おい、触るんじゃないよ、おれは一般市民だ(何で俺が出るんだ、おい:消えている)」だけで、その前後に教頭の声はも誰の声も一切記録されていない。
教頭の「相当大きな声」は鯨岡証人の空耳だったのか?それともF氏が一人で騒いでいるように見せかけるために・・・?
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