(写真:最高栽は古田佑紀裁判官を宇治橋さんの事件から回避すべきだと訴える宇治橋愼一さん)
国公法弾圧2事件の弁護団が、古田裁判官の回避勧告を9月22日に行ったところ、堀越事件については「捜査に関する指揮にかかわり、検察の職務を行った」として自ら回避の申し立て(※)を行い、すでに5月18日付で最高裁で承認されていたことが判明しました。同時に、大石市議事件と立川反戦ビラ弾圧事件についても捜査にかかわったため事件審理への参加を回避していたことも判明しました。
弁護団が、宇治橋事件についても古田裁判官を回避するよう、再度10月7日に回避勧告補充書を提出したところ、10月6日付けで小林主任弁護人に「回避しない」旨の通知が届いたため、支援者は古田裁判官回避の取り組みを強化しています。
※『古田佑紀裁判官本人による回避申し立て書』抜粋:
「私は、下記の被告事件について最高検察庁次長検事の職にあった時、その捜査に関する指揮にかかわり、検察官の職を行ったことがありますので、この事件を回避いたしたく、本申し立てに及びます。」
と記載され5月18日に第3小法廷で承認されています。
■ ビラ弾圧事件の首謀者は、最高裁第2小法廷の裁判官古田佑紀!
■ 即刻、裁判官古田佑紀を罷免せよ!
■ 最高検大林宏検事総長と最高裁竹崎博充長官の責任も問われている!
古田裁判官は、ビラ弾圧事件が相次いだ時期に最高検刑事部長(2002年8月1日)に就任し、
翌03年9月29日~2004年12月10日までは最高検次長検事として、ビラ配布弾圧事件の弾圧を指揮した責任者です。
【 2003年から全国的に弾圧・起訴されたビラ配布弾圧事件とは 】
1、(2003年5月公選法弾圧大石市議事件(大分県豊後高田市)
2、 2004年2月27日立川反戦ビラ弾圧事件
3、 同年3月3日国公法弾圧堀越事件
4、 同年3月26日板橋高校君が代弾圧事件)
5、2004年12月23日葛飾ビラ配布弾圧事件(起訴した検事は、立川事件と板橋高校事件を起訴し検察官と同じ。
6、2005年9月10日に逮捕された世田谷弾圧事件では、逮捕せずパトカーで宇治橋さんを世田谷警察署に連行した直後に、2003年4月から堀越さんの違法な尾行と膨大なビデオ盗撮を指揮した警視庁寺田守孝警部が、世田谷警察に駆けつけて直接指揮し逮捕起訴されました。