2009年10月20日、相対的貧困率及び子どもの貧困率が公表されました。しかし、この一年、生活保護における母子家庭等への加算の復活、子ども手当の実施、公立高校の無償化、児童扶養手当の父子家庭への拡大などの政策が行われたものの、抜本的な改善がなされるには至っていません。

日弁連では、2006年の第49回人権擁護大会でのシンポジウム「現代日本の貧困と生存権保障」、2008年の第51回人権擁護大会でのシンポジウム「労働と貧困-拡大するワーキングプア」に続き、本年10月の第53回人権擁護大会では、シンポジウム「子どもの貧困~すべての子どもの生存と発達を保障するために~」を開催し、子どもの貧困根絶に向けて今なすべきことを考えます。

本集会では、人権擁護大会シンポジウムに向けて数か月かけて積み重ねてきた国内外での実態調査を御報告するとともに、それらの調査結果から考える日弁連の提言を御説明し、国会議員や市民のみなさんと意見交換をさせていただきたいと思います。

皆様お誘い合わせの上、ふるって御参加ください。


日時 2010年10月20日(水)12:00~13:00

場所 参議院議員会館1階 講堂

(千代田区永田町一丁目7番1号)(会場地図)

参加対象 どなたでもご参加いただけます。

参加費 事前申込・参加費無料
(※事前申込みされていない方はご入場いただけません。) 

申込方法 チラシの所定欄に必要事項を記入のうえ、10月15日(金)までに下記宛にお申込みください。 (FAX:03-3580-2896) 

チラシ・参加申込書 (PDF形式・130kB)
内容(予定)
1.当事者の訴え(DVD上映)

2.日本における子どもの貧困の状況について

3.海外調査報告(イギリス・フィンランド・ドイツ・デンマーク)

4.子どもの貧困根絶へ向けての提言

5.宇都宮健児(日弁連会長)から御挨拶(予定/時間等未定)

主催 日本弁護士連合会
問合せ先 日本弁護士連合会 人権部人権第一課
TEL:03-3580-9857  FAX:03-3580-2896

日弁連HP
http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/data/101020.pdf