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 ≪最高裁は3権分立違反!≫
 
◆ ビラ弾圧6事件当時の最高検次長が、最高裁の裁判官になっていた!
 
◆ 古田佑紀 元最高検次長検事→現在、最高裁裁判官として葛飾事件の不当判決!

◆ 国際人権規約に照らし、表現の自由を不合理に制限している法律を撤回せよ!


 国家公務員が職務と関係なく行った「しんぶん赤旗」号外配布が国家公務員の政治活動を一律に禁じる国家公務員法などに違反するとして不当に逮捕し、起訴された国公法弾圧堀越事件と世田谷国公法弾圧事件の支援団体が9月30日に、東京・文京区で最高裁で勝利するための学習決起集会を開き、200人を超える支援者が参加しました。

 東京高裁は今年3月、堀越事件判決では逆転無罪を、5月の世田谷事件判決では一審に続き有罪を言い渡しました。堀越事件は4月に検察が、世田谷事件は宇治橋氏が即日上告し両事件ともに現在最高裁第2小法廷に係属中です。


 堀越事件の堀越明男さんは「公安警察とのたたかいを断固最後までたたかいぬく」と決意表明し、世田谷事件の宇治橋眞一さんは「いよいよ最高裁!一審二審ひどい判決だった。あんな裁判官がいるのか!」と判決を批判し「猿仏最高裁判決大法廷では4対11で負けたが、こんどは逆転させて無罪を勝ち取る。裁判所を変えるのは私たちの運動。ひき続きご支援をお願いします」と訴えました。

 最高裁でのたたかいについて すでに合併した2事件の弁護団44人を代表して加藤建次弁護士が講演し、この裁判の目標は国家公務員の政治活動の禁止を合憲とした1974年の猿払判決を変更させて、国公法の規定が国際人権規約にも反しており憲法違反であると違憲判決で無罪を勝ち取ること、それには大法廷での審議が不可欠であることが述べられました。

 この両事件共に第二小法廷に係属中で、集会では、ビラ配布弾圧事件が相次いだ時期に、*最高裁第2小法廷の古田佑紀裁判官が、検察官としてかかわっており(下記参照)、堀越弁護団が9月に古田裁判官の回避勧告請求したところ、すでに「5月に最高裁が回避した」と先日最高裁が回答したと報告されました。

 第2小法廷の竹内行夫裁判官も、憲法違反が確定している自衛隊イラク派兵時の外務省外務事務次官で実質責任者であり、当会ではすでに昨年12月10日に、古田裁判官を含む4人の裁判官(当時)を訴追請求しました。(訴追結果★参照)

 (続)