静岡県清水市(現静岡市清水区)で1966年、一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求をめぐり、袴田巌死刑囚(74)の弁護団は7日、静岡市内で記者会見し、検察側がこれまで未開示だった事件の証拠を一部、開示すると返答してきたことを明らかにした。
検察側は13日、弁護団と静岡地裁との3者協議で示す。
弁護団によると、開示されるのは関係者の供述調書や捜査報告書など。
3者協議は昨年7月、第2次再審請求の申し立てを受けて始まり、弁護団は検察側に証拠の開示を求めてきた。
袴田死刑囚は80年、最高裁で死刑が確定した。
81年、第1次再審請求を申し立てたが、静岡地裁、東京高裁は退け、最高裁も08年3月、弁護側の特別抗告を棄却。
姉秀子さん(77)が翌月、第2次再審請求した。
毎日新聞 9月8日
検察側は13日、弁護団と静岡地裁との3者協議で示す。
弁護団によると、開示されるのは関係者の供述調書や捜査報告書など。
3者協議は昨年7月、第2次再審請求の申し立てを受けて始まり、弁護団は検察側に証拠の開示を求めてきた。
袴田死刑囚は80年、最高裁で死刑が確定した。
81年、第1次再審請求を申し立てたが、静岡地裁、東京高裁は退け、最高裁も08年3月、弁護側の特別抗告を棄却。
姉秀子さん(77)が翌月、第2次再審請求した。
毎日新聞 9月8日