東京・板橋区の帝京大学付属病院で、抗生物質のほとんど効かない細菌の院内感染問題で、8月に国と東京都が病院を立ち入り調査した際に、院内感染の専従担当者を増員するよう指導していたことがわかった。
これは、帝京大学付属病院で、入院患者46人がほとんどの抗生物質が効かない「多剤耐性アシネトバクター菌」に院内感染したもので、死亡した9人については、感染が死亡の原因になった可能性が強いという。
帝京大学付属病院では、ベッド数1,154床に対し、院内感染防止の担当者が専従職員と医師の2人しかおらず、8月4日に行われた国と都による立ち入り調査の際、国と都は体制を強化するよう指導していたという。
また病院では、新たに多剤耐性緑膿菌についても、4人の患者の感染が確認されており、このうち1人が8月、細菌による敗血症で死亡していたという。
警視庁は、病院の安全管理などに問題がなかったか、週明けにも捜査員を派遣して、病院関係者から事情聴取をする方針。
フジテレビ系(FNN) 9月4日(土)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20100904-00000857-fnn-soci
これは、帝京大学付属病院で、入院患者46人がほとんどの抗生物質が効かない「多剤耐性アシネトバクター菌」に院内感染したもので、死亡した9人については、感染が死亡の原因になった可能性が強いという。
帝京大学付属病院では、ベッド数1,154床に対し、院内感染防止の担当者が専従職員と医師の2人しかおらず、8月4日に行われた国と都による立ち入り調査の際、国と都は体制を強化するよう指導していたという。
また病院では、新たに多剤耐性緑膿菌についても、4人の患者の感染が確認されており、このうち1人が8月、細菌による敗血症で死亡していたという。
警視庁は、病院の安全管理などに問題がなかったか、週明けにも捜査員を派遣して、病院関係者から事情聴取をする方針。
フジテレビ系(FNN) 9月4日(土)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20100904-00000857-fnn-soci