鹿児島県大崎町で1979年、男性が死体で発見された大崎事件で無実を訴えている原口綾子さん(82)が、30日、第2次再審請求を鹿児島地裁に申し立てました。
事件は、原口さんの義弟が自宅牛小屋のたい肥の中から死体で発見され、原口さんら4人が殺人・死体遺棄で逮捕・起訴。原口さんだけが一貫して無実を主張しました。
2002年鹿児島地裁が、再審開始決定しましたが、2004年福岡高裁宮崎支部が決定を取り消し、2006年最高裁もこれを支持しました。
裁判所前での集会では足利事件の菅谷利和さん、布川事件の桜井昌司さん、志布志事件の川端幸夫さんらが激励。原口さんは「やってもいない罪を認めることはできないと訴え続けて30年。第2次再審請求をすることができ少しはうれしい気持ちです。無実の罪を晴らすまで死ぬことはできない」と訴えました。
事件は、原口さんの義弟が自宅牛小屋のたい肥の中から死体で発見され、原口さんら4人が殺人・死体遺棄で逮捕・起訴。原口さんだけが一貫して無実を主張しました。
2002年鹿児島地裁が、再審開始決定しましたが、2004年福岡高裁宮崎支部が決定を取り消し、2006年最高裁もこれを支持しました。
裁判所前での集会では足利事件の菅谷利和さん、布川事件の桜井昌司さん、志布志事件の川端幸夫さんらが激励。原口さんは「やってもいない罪を認めることはできないと訴え続けて30年。第2次再審請求をすることができ少しはうれしい気持ちです。無実の罪を晴らすまで死ぬことはできない」と訴えました。