11月28日投開票の県知事選で、社民党県連、共産党県委、社大党でつくる県政野党の知事選選考委員会(新里米吉委員長)は7日、宜野湾市内で、統一候補として擁立することを決めた宜野湾市長の伊波洋一氏(58)と面談し、知事選出馬を要請した。

伊波氏は来週中にも受諾の回答をする見通し。

要請に対し、伊波氏は「沖縄の将来を決定付ける知事選になる。責任の重さと身の引き締まる思いをしている。要請を受け止め、関係団体に相談し、早期に要請にこたえたい」と述べた。

委員会は伊波氏に対し、普天間基地の県内移設断念や日米地位協定の抜本的改定、カジノ導入反対など知事選に挑むに当たっての基本姿勢を併せて求めた。

【琉球新報電子版】2010年8月7日