藤岡信勝氏(自称拓殖大学教授、実は客員教授)は、自由社版教科書の代表執筆者であり、発行を主導する団体「つくる会」の会長であり、「自由社の経営、業務に関する全権を代行」(7月25日付参照)しているのに開き直ったコメントをしています。
代表執筆者の藤岡氏はこう話す。
「私もチェックしたが、検定官が気づかなかったぐらいだから、見つけるのは難しかった」
そして、こう続けた。
「大手の東京書籍でさえ2年連続で大量の間違いを指摘されたこともあった。ミスはいけないが、自由社だけことさらに言うのは排除の論理、為にする議論ではないか」
「東京書籍でさえ」…ウソだらけの自虐教科書だったのでは?
「検定官でさえ」…都合が悪くなると、近隣諸国条項執行人から優秀な官僚になるようです。
「自由社だけことさら言うのは」…ここまで欠陥だらけの教科書は自由社だけです。
過去には、冠詞の欠落や大文字と小文字の取り違いなど、計20数カ所の初歩的ミスで38万部を回収した英語教科書の例もある。文科省はどう判断するのだろうか。
即刻、回収しかありません。
※「応仁の乱も裏焼き!自由社版教科書」(2010/7/29)
http://wind.ap.teacup.com/people/4283.html
※「自由社版教科書 同じ写真がゾロゾロ」(2010/7/21)
http://wind.ap.teacup.com/people/4253.html
※「自由社版教科書のキトラ古墳の写真は裏焼き」(2010/7/2)
http://wind.ap.teacup.com/people/4197.html
「つくる会」や自由社版教科書の実態解明に対しては、ネット言論への弾圧があり、次々と消されましたが、遂に活字メディアが本格的に取り上げてくれました。
言論弾圧の経緯は下記リンクをご参照ください。
・産経デジタルが藤岡信勝氏の肩書詐称を公表したブログを閉鎖
・産経デジタルがさらに3ブログ一斉閉鎖
閉鎖されたブログに書かれていた内容の一部です(ウェブ魚拓より)。
・自由社版教科書への右派からの批判
・自由社版教科書市販本の表紙はタイのガラクタ
・藤岡信勝氏の代理人弁護士は統一協会構成員
・藤岡信勝元教授「正論」7月号でも肩書詐称
・藤岡信勝氏が検定申請前に中身を第三者に見せた
・自由社と文科省をつなぐ官僚OB小口浩一氏
『新しい歴史教科書をつくる会WATCH』(2010-08-02)
http://d.hatena.ne.jp/tsukurukaiwatch/
≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
今、教育が民主主義が危ない!!
東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHP≫