兵庫県神戸市西区の住宅街で投票日直前の9日、選挙運動用ポスターを信号柱と道路標識に掲示したとして、神戸西署が日本共産党後援会の男性が公選法違反容疑で逮捕され、翌日身柄送検され、11日に神戸地裁が神戸地検の勾留請求を認める不当決定をし神戸西署に留置されていましたが、先ほど男性の弁護団が神戸地検の島宣満検察官に面接し、本件逮捕男性の不起訴処分を確認しました。

 短時間の街頭宣伝の間、市民に何党の宣伝なのかわかるように公選法で定められた選挙運動用ポスターを、風で飛ばないよう安全のために仮止めしたことは「犯罪」ではありません。

 猛暑の中、連日神戸西署前で抗議行動が行われ、全国からも抗議の声が続々と届けられた中で不起訴を勝ち取りました。
 
 今回の不当な逮捕、代用監獄への留置、送検に対して全国から引き続き抗議の声を届けてください。
 選挙妨害と人権侵害を犯した警察・検察と拘留を認めた裁判所こそ、憲法と国際自由権規約違反の罪を問われるものです。

 ■■ 抗議電報を!
【抗議先】
 ■〒650-0016
    兵庫県神戸市中央区橘通 1-4-1 
     神戸地方検察庁
      島宣満(のぶみつ)検事殿
     TEL 078-367-6067
      FAX 078-367-6068
    ≪電文例≫「神戸西区公選法ポスター事件の不当な捜索に抗議する!」
     ※電報は115番。検察宛なので団体名で行ってください。

 ■〒651-2273 兵庫県神戸市西区糀台(こうじだい)5-12-2
   神戸西警察署 三浦彰弘 署長