7月16日の第7回公判で神戸地裁は、原告側が強く求めていた明神勲北海道教育大学名誉教授の証人採用を認めました。

【 第8回公判は、神戸地裁 11月16日(火)午後1:30~約2時間の予定。
     終了後、神戸市立婦人会館で報告集会を行います。 】


原告団は、この間意見書を提出し、
◆日本政府の積極的な関与
◆それに伴う人権侵害状況の継続
の具体的事実を立証する必要があること。
◆裁判所としてもそれらに関する証拠調べが不可欠であること。
◆そのためには専門家証人としてレッドパージ研究の第1人者、明神証人の審問が必要であることを主張してきました。

裁判報告集会で、佐伯雄三弁護団長は「明神氏の証人採用が決まったことは大きな前進だ。これまで原告の被害は明らかにできた。次は、レッドパージとは歴史的にどういう事実だったのか法廷で明らかにしたい。」と語りました。

岩手や東京などから300通以上の要請書が提出されました。

小牧英夫弁護士は「文書でと言っていたのに証人とし(て採用し)た。裁判長が『裁判が長引くけれども、みなさん元気で頑張ってください』とはなかなか言わない。」

橋本敦弁護士は「明神証人が決まったことは、日本の政治を正すたたかいから見て本当にうれしい」

名波大樹弁護士は「本人尋問が終わったあたりから裁判所の印象が変わってきて明神証人採用になった」と述べました。

  7月の懇談会に是非ご参加を!
  7月30日(金)午後1時から 市立婦人会館(湊川神社西)

≪兵庫レッドパージ反対懇談会ニュース7月20日号より≫