▼ みんなの党のスローガンに、勤労者の立場から異議あり!

 「消費税を上げる前にやるべきことがあるだろう
 ・・・徹底したリストラ、小さな政府で民間と地域のパワーアップ」
 (2010/7/3「みんなの党」の新聞広告)

 これでは「みんなのリストラ党」だ

 みんなの党よ、
 勤労者はリストラなんか求めていない。
 「これ以上のリストラを進める前にやるべきことがあるだろう」

 ◎ 公務員削減は正しいのか? (2009/8/28【週刊金曜日】)

中島 岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)
http://wind.ap.teacup.com/people/3504.html


 いくつかのデータが手元にあるが、日本の公務員数は、どれを見ても先進諸国の中で極めて少ない。人口一〇〇〇人当たりの公務員数を比較すると、日本はアメリカ・イギリス・フランスの半分(もしくはそれ以下)である。公務員給与も、アメリカ・フランスと同程度の水準で、日本が抜きん出て高いわけではない。

 (略)

 そもそも現在の日本は、アメリカと共に先進国を代表する「小さな政府」の国である。租税負担率はかなり低く、対GDP(国内総生産)比の一般政府総支出も低い。にもかかわらず、借金だけは非常に多いというバランスを欠いた状態が続いており、本格的な立て直しが急務である。

 現状の課題と逆行する公務員の削減という公約に、われわれ有権者が飛びついていていいのだろうか? これこそポピュリズムの典型なのではないか?

 (以下略)

≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
 今、教育が民主主義が危ない!!
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