消費税なんと23%!
≪ガソリンの値上げで、肉屋、八百屋、スーパー全て3割の値上・小売店が続々店じまい≫
一番あおりを受けるのはいつも社会の底辺の人たち。
「緊縮策で引き上げられたガソリンの高さ」
失業率は前回の調査の9.1%から12.1%
55リットル入れて85ユーロ!
4月は80ユーロ、12月ごろは75ユーロ。
ちょうど1年前の昨年の5月は55ユーロ。なんと1年で30ユーロも急騰。
これに伴って、輸送費などコストがかかるため、肉屋、八百屋、スーパー全ての店で価格高を引き起こし、以前に比べて3割程の値上がり。
身近な雑貨屋、セレクトショップ、食材店など、小売店が続々と店じまい。
往復140kmで10kmにつき、約2ユーロで、約30ユーロもガソリン代!
アテネ市内ではクルマ通勤をやめる人が多く出ています。
7月からガソリンは更にアップします。
ギリシャ国民にも、突然の政府の財政破綻寸前発言は、寝耳に水。
緊縮策によるリストラ。
市役所からは派遣社員などが一気に解雇され、ビザの申請などもすごく遅くなっている。
大学や大学院を卒業した優秀な人が職を見つけられないケースがたくさん。
失業率は前回の調査の9.1%から12.1%に一気に跳ね上がり、失業者は605000人。
デモに参加している人の中には、物価高に文句を言っているだけではすまない人も多くいるでしょう。
ギリシャのデモは、今までと勝手が違うのは、世界中から注目を集め、市場が反応すること。
でもデモに参加する人たちは投資をしてあぶく銭を稼ぐ余裕もありません。
収入が激減して家庭崩壊の危機にさらされているからです。
忽然と消えた巨額な政治資金の追求なしに、そのツケを払わされるのはごめんだと国民が叫ぶのは当たり前。
一番あおりを受けるのはいつも社会の底辺の人たち。
デモに乗じて破壊活動をする暴力集団とは違い、
窮状を訴える人たちには明日の200、300ユーロの支払いができない人もいるだろうと思います。