「お話しコーナー」で被処分者の会のSさんが「都立高校に届いた一通の手紙」と題して、10・23通達の問題を中心にお話しなさいます。Sさんが九段高校卒業式で担任団として卒業生に話した内容が「厳重注意処分」となった問題も含めてのお話になる予定です。また、「自由な風合唱団」有志が、小劇場舞台でカザルスの「鳥の歌」等3曲を歌います。(被処分者の会通信 第65号から)


 ☆ むさのしピースフェスティバル
   憲法と平和の市民文化祭

 5月2日(日)午後1時~6時30分(開場12時30分)
 武蔵野芸能劇場全館(三鷹駅北口1分)
 主催:むさしの憲法市民フォーラム
 一日券(出入り自由)1,000円(中学生以下無料)
 映画・音楽・朗読劇・お話し・紙芝居・展示など、18のイベントがぎっしり!

 昭和19年11月24日、中島飛行機武蔵製作所(今の都立中央公園他)は、東京圏で初の本格的空爆を受け、以降9回の爆撃で、学徒動員で働いていた若い人たちなど200人を越す人々が犠牲になりました。


 戦後65年を過ぎ、戦争の悲惨さを知る方々が亡くなられ、平和の大切さが十分に若い世代に伝えられなくなっています。そのことと、沖縄の軍事基地の問題を自分のこととして受け止められないでいることはつながっているような気がします。

 武蔵野市は、今年この11月24日を「武蔵野平和の日」に制定するとしていますが、それが本当に意昧を持つためには、私たち市民一人一人が、平和へのそれぞれの思いを語り合い、さまざまな声にもっと深く耳を傾けなければならないと思います。

 5月2日の「むさしのピースフェスティバル」は、そのための一つの試みです。是非、お子さんとご一緒に、大勢の方たちがお出で下さい。


 ①3階小劇場 プログラム

 13:OO~13:10 オープニングセレモニー
 13:10~13:40 憲法ミュージカル ムツゴロウ・ラプソディ2010
 13:45~14:34 音楽
   ・むさしの平和の風合唱団――――あの日の授業、他
   ・コンサート自由な風5合唱団――カタロニア民謡「鳥の歌」、他
   ・めんそ一れ武蔵野楽団―――――沖縄やんばるの森・高江で起こっていること
 14:40~15:40 講演:憲法9条を守ろう~ミンダナオ島での戦争体験から
    谷ロ末廣さん(不戦兵士・市民の会、89歳)
 15:45~16:45 市民による朗読劇
    遠くの戦争~日本のお母さんへ(ダイジェスト版) 作:篠原久美子
 16:50~18:30 映画「父と暮せば」
    監督;黒木和雄 出演:原田芳雄/宮沢リえ

 ②3階小ホール・展示とお話し

 日本の加害責任を考える一バネル展示とお話

 14:00~15:00 中国チチハル毒ガス被害者のお話
 15:00~16:00 旧日本軍の細菌戦 耳莉莉 東京女子大教授
 16:00~17:00 軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会 鳥居靖

 ③2階小ホール・お話しコーナー

 13:OO~13:30 百のうた千の想い
    蘇る『平和百人一首』(映像あり)
 13:40~14:25 フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージ
    ビデオとお話 ブリッジ・オブ・ピース代表 神直子さん
 14:35~15:05 原爆被爆体験を語る(武蔵野けやき会)
 15:15~15:45 都立学校に届いた一通の手紙
    一東京都の教育は今(スライド上映あり)
 15:55~16:25 戦没者追悼を正す全国連絡会議
 16:35~17:05 日本・イスラエル・パレスチナ学生会議
 17:15~1810 武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会

 ④2階小ホール・展示コーナー

 ・百のうた千の想い・蘇る「平和百人一首」
 ・武蔵野けやき会
 ・武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会

 ⑤2階小ホール・キッズコーナー

 ・アジアの絵本の読み聞かせとモンゴル・韓国・インド伝統の遊び(むさしのスカーレット)
 ・紙芝居「さいごのかっぱ」(龍神直也とワタナベ・ブラザーズ)
    14:00と16:OOの2回 各30分